独学でも合格できますように

予備試験って独学でも合格できるのでしょうか?

予備試験は合格することで法科大学院卒業と同等の学識の持ち主と評価され、司法試験受験が許される試験です。普通に考えれば難易度の高い試験であるなと想像できると思いますが、それはどの程度なのか?その難易度は独学では克服できない程度なのか?興味ありますよね?


まず、結論から言ってしましますが、独学で予備試験合格は極めて困難だと思います。

理由は何点かあると思っていて、その視点で検証してみますね。

独学は無駄ばかり?

独学の勉強、何でもそうだと思うのですが、効率的な勉強ができないと思います。予備試験はただでさえかなりの難関試験です。一定期間の勉強時間は必要です、それこそ年単位で。そこに輪をかけて非効率の、無駄な勉強ばかりしていると、とてもじゃないけど合格なんて。

合格に向けてまっすぐ伸びている道があるとします。人によって歩む速度は違いますが、そのまま道を進めばいい。

独学は、その道をあっちこっち脇道にそれたりあと戻りしちゃったり、挙句、なんか変な道作っちゃって、道を進むほど合格から遠ざかっていく・・・「独学あるある」だと思うのです。

独学して道に迷う

これはあくまで個人的意見ですが、独学で法曹目指すなんて、狂気の沙汰とでも言いますか、さもなくばやらない方が良いと思います。独学で頑張っている人には申し訳ないですが、の無駄ですよ。独学でも合格可能な資格は他にありますから、そちらで頑張ってください、ということです。

合格率より

「合格率」という公式データからも見てみましょうか。

こちらにあるように、予備試験の合格率、直近の3年間で3~4%程度で推移しています。つまり、100人受験して3人か4人しか合格できない。

これはかなりの難易度ということになりますが、実質的な合格率はここまで低くないと思います。受験者は様々。本気でない、記念受験者も一定数いるはず。何せ、予備試験には回数も資格も制限はありませんからね、受験料さら支払えば誰でも受験できますから。

本当の意味での合格率とは、総受験者数ではなく、一定の実力が伴っている受験者を基に算出するべきだと思っているのですが、それだと、20%弱ぐらいだと思います。

もっとも、私は3%だろうが20%だろうが、この場合では全体の合格率はそれほど重要ではないのかなと思っています。独学の可否を測る場合、全体の合格率よりも合格していった受験生の属性別合格率の方がより良い分析に足ると。

「現役組」は質の高い勉強をしている受験生が殆ど

上のリンク先のページ「予備試験受験者データ-合格率は?どんな人が受験してる?」にある通り、予備試験の合格率は現役大学生・現役法科大学院生の現役組と「その他」である社会人組とでは、えらい違いです。

現役組の特徴を考えてみると、エリート予備軍が大半であるとはいえると思いますが、それとは別に「予備試験合格のための質の良い勉強」をしているはずなのです。授業・講義を受けているとも言えますけど。

大学生で法曹三者を本気で目指している方は、殆どが予備校の講義を受けているはず。「もともと勉強ができる」ということもあるかもしれませんが、それ以上に合格のために質の良い訓練を受けているのです。だから、2年3年程度で予備試験に合格できる。

法科大学院生だって同じ。大学院での講義を受けているし、別に予備校の講義を受けている方もいると思います。

社会人はどうか?

リンク先ページになる「その他」である社会人はどうでしょうか?私は、独学で旧司法試験時代から長い間頑張っている「ベテラン受験生」が結構いると思います。もちろん、社会人でも通信講座を取って勉強している方もいらっしゃると思いますが。だから、29年度は合格者がぐんと上がっているんだと思います。

現役大学生・現役法科大学院生組と「その他」である社会人組とを分けた場合、

  • 現役組が社会人組より予備校学習者の比率が高い(同時に、社会人組の方が独学学習者の比率が高い)
  • 受験者の勉強期間は現役組の方が短い

と思います。特に後者は間違いないでしょう。

論文試験の学習は独学だとキツイ

予備試験の2次試験に論文式試験がありますが、これは予備試験の山場であり、かなりハードな試験です。私も旧司法試験受験生でしたので経験していますが、この論文試験の山は越えられませんでした。独学ではありませんでしたけどね(笑)。

独学でも短答式である1次の山を越えられる人は結構いらっしゃると思います。あくまで私の印象ですが、短答式は旧司法試験よりも、1問1問の難易度は落ちると思います。その分範囲と科目が多いので結果、同等の難易度だと思いますが。時間はかかるかもしれませんが、独学でも短答突破はなんとか可能だと思います。

この論文試験の勉強、独学だと難しいと思いますよ。どう勉強していいのかわからないと言いますか、効率的な勉強法、独学だといまいちわからないと思います。短答式とは全く違う勉強法が必要になりますから。論文は独学だと不可能に近いと思うのです。

論文試験は難しい

改めて結論

以上のように、繰り返しになりますが、独学での予備試験合格はかなり困難なミッションになると思います。データの示す通り、社会人は現役組に比べて合格率がかなり低いです。勉強時間等考えても、ハッキリ言ってハンデはあるでしょう。

現役組は黙っていても予備校を選択すると思いますが、ハンデがある社会人はなおさらです。大昔の司法試験ならまだしも、今は予備校がかなり充実していて独学などの選択肢はあり得ないのかなと思います。

本気で司法試験合格を目指すのなら、予備試験の勉強は独学ではなく予備校を利用するべきだと思います。

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