司法試験合格までは数千時間もの勉強時間が必要です。独学初学者で最短でも5千時間は必要と言われていますが、その勉強を力強くサポートしてくれる存在が司法試験・予備試験予備校です。

予備校を利用することで、

  • 独学では実現しがたい学習環境
  • 司法試験を知り尽くしたプロの講師による受験指導
  • 的確かつ効率的な勉強による大幅な勉強時間の短縮

を手に入れることができるでしょう。それは、最難関試験の一つといわれる司法試験・予備試験の合格にもっとも大事な「学習の継続」の実現と、念願である「司法試験最終合格」を手にする大きな要素になるはずです。

そんな司法試験・予備試験予備校の2021年度版としてリリースされた最新講座を、元司法試験受験生である管理人がピックアップし、さらに多角的な比較をしてランキング付けもしてみました

目次

元司法試験受験生がおすすめする司法試験予備校3選

おすすめ女性

まずは司法試験受験生経験の視点から講座内容をチェックし、商品として皆さんに特におすすめできる司法試験予備校3校を挙げてみました!

アガルート司法試験・予備試験講座

アガルート司法試験予備試験講座

指どんな講座か
法律知識0から1年で予備試験合格を可能にする凝縮された内容の原則オンライン講座。論文対策中心のカリキュラムで早期合格を目指す
指おすすめポイント
社会人がすき間時間で勉強しやすいような講義構成&ツール、テキスト含めた教材や構成講座の高品質の満足感、合格者特典で用意されている実質的キャッシュバック制度
指どんな人におすすめか
社会人なのですき間時間で勉強する必要がある方、高品質製本テキストや多彩な講座で合格目指したい方、司法試験に最終合格して全額返金制度を利用したい方

資格スクエア予備試験講座

資格スクエア予備試験講座

指どんな講座か
講義・教材・模試などが通信デバイス1台に凝縮された完全オンライン予備試験講座で、低価格ながらも優れたカリキュラムと合格実績を残すハイコスパ
指おすすめポイント
過去合格者のビッグデータと効率化による学習時間の短縮で2000時間合格を可能とするカリキュラム、内容・実績と受講料金の好バランス
指どんな人におすすめか
勉強時間があまり取れそうにないのでできるだけ早期に予備試験合格を望んでいる方、段階的&緻密な論文試験対策をしたい方

伊藤塾司法試験対策講座

伊藤塾司法試験対策講座

指どんな講座か
優れた講師陣による合格後をも見据えた一貫指導の通信・通学揃えた大手司法試験予備校講座。多様なニーズに対応できる講座数と圧倒的な合格実績を誇る。
指おすすめポイント
初学者から試験経験者や学生から社会人まであらゆるニーズに合った講座受講が可能、質・量共に業界随一を誇る講師陣による熱心な指導を受けられる
指どんな人におすすめできるか
カリスマ講師の指導を受けたい方、業界No.1ブランドによる安心感を持って勉強に打ち込みたい方、時間や費用よりも緻密な講義を重視している方

オンライン司法試験予備校がおすすめの理由

総合的に見て、オンライン特化型司法試験予備校の方がメリットが多く、特におすすめと思います。「資格スクエア」や「アガルート」がそれに当たります。

通学でなければならないという場合は別ですが、そうでなければオンライン特化型の方がハイコスパだし、上記2校なら個性はあれど大手と内容的にまったく遜色ないどころか優れている点も少なくないと思います。

もっとも、従来型の通学・オンライン選択型を否定する意図はなく、大手and老舗の安心感も受験生としては欲しいところですから十分おすすめできます。

司法試験予備試験予備校おすすめ順ランキング!

上記挙げた3校と共に、その他の予備校含む全7校をおすすめ順にランキングしてみました。

  1. アガルートアカデミー

    アガルートアカデミー予備試験講座トップページサムネイル
    電球アガルートのトピック
    • 初心者にもやさしく、かつ合格に必要な知識のツボを押さえたオリジナルテキストは業界屈指!
    • 入門・基礎講座段階から実力養成を図っていく充実の論文基礎力養成カリキュラム
    • 合格者へのあり得ないほどのサポート実施中
    受講形態:通信講座(オンライン・音声)テキスト:オンライン・製本論文添削:あり模試:なし受講料:652,960円(税込)~

    概要と特徴

    LECの司法試験講師をされていた工藤北斗氏が開講したのがこちら。予備試験1年合格を謳っている講座を展開。

    当講座の内容は非常に充実しており、受験生に広く支持されている単品講座「論証集の使い方」「重要問題取得講座」も含まれている。また、工藤講師が作成した製本オリジナルテキストも過不足なく的確と評判。

    講師力は若干弱さがあるきらいがあるが、講座全体を見ると充実度は明らかに高く、特にマネージメントオプション付はおすすめ。

    管理人の雑感

    アガルートアカデミーは新興かつ(ほぼ)オンライン特化型予備校なのですが、講座内容は非常に充実しています。この講座で司法試験合格まで賄える内容になっており、非常に出来の良いオリジナルテキストも製本、構成講座もバラエティーかつ白眉もの。

    論文対策も「論証集の使い方」で、「総合講義300」で得た知識を論文答案作成の土台となる論証スタイルで復習するとともにリーガルマインドを養っていきます。

    それをベースに既存受験生の支持が高い「重要問題取得講座」で論文合格答案作成の基礎力を付け、さらに予備試験過去問や旧司法試験の過去問を検討する演習講座で実際に本番で闘える実力を身に付けていく。

    まさにミルフィーユのように何層にも重ねて力を付けていくカリキュラムは受験生にとって理想的と言えるのではないでしょうか。

    ハッキリ言って無いものは無いんじゃないか?と思わせるほどの内容からか、一見通信専門としては安くはありません。が、司法試験受験対策までのことを考えればコスパは間違いなく高く、合格お祝い金制度や全額キャッシュバックが適用できればこの上ないコスパです。

    全体的に講座レベルが高く人によってはちょっと大変かなとの声もありますが、優秀な講座であることは間違いないです。

    合格者の口コミ・評判を一部抜粋

    合格者3

    答練は、典型論点から細かい論点までを1科目4回の答練の中で幅広くカバーしている点が非常に役に立ちました。

    解説も基本的な論点の解説から一歩踏み込んだ応用的な解説まで、過不足なく丁寧な解説がされており、関連分野まで勉強できました。

    答練を中心に据えた勉強でペースを作りつつ、自分に不足している点を参考書を用いて埋めていくという勉強方法をとったことが奏功したと思います。

    E.Sさん(男性,30代)

    ツイッターでの口コミ


    https://twitter.com/adam_law7/status/1260359268353499137

    https://twitter.com/Z81hB8aDmFocevw/status/1281890983966240768
    https://twitter.com/Z81hB8aDmFocevw/status/1281890983966240768




  2. 資格スクエア

    資格スクエア予備試験講座トップページサムネイル
    電球資格スクエアのトピック
    • アウトプット(自習)を重視した論文試験対策カリキュラム
    • 画期的な学習メソッドと図抜けた低価格が特徴の予備試験予備校。昨今は多数の合格者
    • 令和元年度予備試験論文式試験1位獲得者輩出
    受講形態:通信講座(オンライン)のみテキスト:オンライン(製本は別途有料)論文添削:あり(逆算プラン)模試:一部あり受講料:547,800円(税込)~

    概要と特徴

    オンライン専門の新興予備校。学習メソッドは従来型を発展させ、クラウドコンピューティング学習システムを採用。要の講師も大手予備校講師を集め充実

    「最小の努力で最大の成果を」という効率化の追求より、アウトプット主義の講座を採用。インプット講義は必要な部分を必要なだけに留め、その分アウトプット自習に時間を割くメソッド。

    「合格」というゴールから逆算して60段階ものチェックポイントを設け、段階的に実力を付けていくカリキュラムを採用。

    2018年度では70名、開講より5年で100名超の予備試験合格者をここ数年で輩出し、2019年度予備試験論文式試験で、トップ成績合格者を輩出した論文実力養成メソッドは定評あり。

    通信専門ならではの低価格、新興だからこそ追及できるハイコスパは業界随一。

    管理人の雑感

    司法試験予備試験合格のポイントは、元受験生目線から言わせてもらえば、「論文対策」に尽きます。つまり、いかに論文試験に対応できる実力が身に付くかどうか

    資格スクエアは、この点、段階的にそれが可能になるカリキュラムを採用しており、初学者でも階段のように一歩づつ「その地点」へ登ることが可能になっています。

    講座全体を見ても、インプット講座時間を抑えてその分復習やアウトプットに時間割くことができ、時間のない社会人にはうれしい講座構成です。

    講座費用もリーズナブルですので、社会人が取る通信講座としておすすめできる講座です。

    合格者の口コミ・評判を一部抜粋

    合格者2

    地方在住で通学ができない、家事・子育てのすき間時間を活用できる通信予備校を考えていたところ、友人伝手で資格スクエアを知りました。

    テキストが分かりやすく、短答・論文・口述までサポートが充実していたので、安心して勉強を進めることができました。

    家事と子育てで日によっては30分ぐらいしか勉強でなかったが、週末は家族の助けもあって8時間程度の勉強時間を確保していました。

    令和元年度予備試験合格 松本様(仮称)

    合格者1

    資格スクエアの入門講義は非常に安く、その点で他の予備校とは一線を画していました。

    また、入門講座を担当する講師も他校と比べて遜色ない実績をお持ちの方でしたので、その点も不安がありませんでした。

    結果、金銭面や講座・講師の質どれをとっても、トップクラスであると考えたので、資格スクエアを受講することにしました。

    平成30年度予備試験合格 R.N様


  3. 伊藤塾

    伊藤塾司法試験対策講座トップページサムネイル
    電球伊藤塾のトピック
    • 圧倒的な合格者を輩出している実績
    • カリスマ講師が複数在籍する業界随一の講師陣
    • 合格後も見据えた丁寧な受験指導
    受講形態:通学・通信講座(オンライン)テキスト:製本論文添削:あり模試:あり(オプション)受講料:1,262,800(税込)~

    概要と特徴

    司法試験予備試験予備校界の”KING”と言って良い、法律資格予備校大手の伊藤塾。通学はもちろん通信講座もあるが、どちらかというと通学に人が集まっている。圧倒的な合格者数が自慢の予備校で、おそらくもっとも受講生が集まる予備校と思われる。

    講師は「あの」塾長を始め呉講師などカリスマ講師と言える有名どころを揃え、その他も実力を備えた講師陣が軒並み鎮座。質・量ともに業界一。

    法律初学者を予備試験合格まで導く緻密なカリキュラムが控えるが、それゆえかインプット講座がかなり長尺かつ補講も珍しくないというもの。

    時間的制約が比較的ない者、とにかく伊藤塾ブランドで安心して勉強したい者はおすすめ。

    管理人の雑感

    この業界では知名度・実績No.1の伊藤塾、多くの受講生が集まってきます。実際、この私も伊藤塾受講生でした。また、業界きってのカリスマ講師が数名在籍しており、それも人が人を呼ぶ要因だと思います。

    講座はインプット主義でとにかく講座時間が長いです。基礎マスター講座で500時間オーバー何時間か補講時間もプラスされると思います。結果、先へ進むまでの時間はかかりがちで当然復習もそうなってきます。

    悪い言い方をすれば最新メソッドではないとも言えますが、実績が他を圧倒しているのも事実。費用も張りますが、ブランド物を購入すると思えばそれもありだと思います。

    合格者の口コミ・評判を一部抜粋

    合格者4

    勉強の量では学生に勝てないので、伊藤塾のメニューを最大限利用しながら、いかに効率的に試験対策を行っていくかがポイントになると思います。

    平成30年度予備試験合格 会社員 Y.Nさん

    合格者5

    教材としては、伊藤塾のテキストしかやっておりませんが、合格することができました。塾長、本田先生、伊関先生のご指導に従いました。

    平成30年度予備試験合格 学生 Y.Cさん

その他の司法試験予備校

おすすめ上位3校の選には漏れましたが、光るところはある4校です。興味があればご検討ください。

  1. LEC東京リーガルマインド

    LEC東京リーガルマインド 予備試験トップページ
    電球LECのトピック
    • 老舗予備校の堅実な受験指導でタスの合格者を輩出

    この業界では老舗中の老舗と言える資格予備校のLEC。過去も今もたくさんの合格者を輩出してきました。

    大手の予備校だけあって、さすがに講義・テキスト共にクオリティーが高くカリキュラムも緻密で、「乗っかっちゃえば大丈夫かな」という安心感はあります。選んで損はないはず。

    しかし、指名でレックを選ぶほどのストロングポイントが見つけづらいのも事実で、実績や価格だとこちらよりも優れている学校はあります。

    因縁もあり、以前は伊藤塾あたりはライバル関係でしたが、ずいぶん差を付けられた感は否めません。繰り返しますが、良講座であることに疑いの余地はありません。

    合格者の口コミ・評判を一部抜粋
    合格者7

    私はまったくの法律初学者でしたが、入門講座の先生の講義はとても素晴らしく、法律知識ゼロにも関わらず、初回から法律の世界にすんなり入り込むことができました。

    また、一方的に受講生に対して講義するというスタイルではなく、適宜、受講生に質問をしながら進めてくださるのが良かったです。

    令和元年度予備試験合格 会社員 Hさん

  2. スタディング

    スタディング(STUDYing)

    社会人がすき間時間に勉強するための通信専門の司法試験講座です。最大の特徴は業界最安値の価格。大手予備校の10分の1以下。もっとも、内容的は心許ない印象で、その意味では価格なりという気もします。とりあえず勉強始めてみたいという方にはおすすめ。

  3. Wセミナー

    wセミナー

    WセミナーとはTACの難関法律試験予備校のブランドで他に司法書士があります。こちらも老舗予備校といえ大手らしく総合的に優れた講座を展開。司法書士講座はカリスマ講師もいるし人気ですが、司法試験は他校に押されて影が薄い印象があります。同じ大手ならレックや伊藤塾の方が選ばれやすいかも?

  4. 辰巳法律研究所

    辰巳法律研究所

    司法試験受験業界ではレックと双璧をなす老舗中の老舗です。旧司法試験時代はそれなりに勢力があったのですが、現行制度になり、時代の流れもあってか若干他校に押され気味の感あり。それでも、答練や模試は定評があり、模試は他校との提携も多い。

おすすめ司法試験予備試験予備校3校を比較

上記おすすめランキングは、8項目を10段階での数値化したその結果です。その各比較項目をご覧いただきたいと思います。記載はやはり上位3校だけですが、数値化した表をご覧いただきたいと思います。

※表中の項目と予備校名のリンクをクリックすると、ページ内の詳細箇所へジャンプします。

アガルート 資格スクエア 伊藤塾
講義 8.5 9 9
講師 8.5 9 10
テキスト 9.5 8 8
カリキュラム 9.5 9 8.5
フォロー 8 8 9
受験サポート 9.5 9.5 7.5
価格 9 9.5 6.5
実績 7.5 7.5 10
合計 70 69.5 68.5

8評価項目毎の比較

上記の8つの比較評価項目(講義・講師・テキスト・カリキュラム・フォロー・受験サポート・費用・実績)の詳細についてみてみましょう。

その項目での各校にコメントを入れてみたので、気になる項目がありましたらご覧ください。

講義

授業中の講師

講義は講義でもインプットに該当する入門基礎講義についてです。入門基礎講義は、予備試験合格後の司法試験でも扱われる知識です。

ここは講座・予備校の哲学が出やすい部分です。どういうことかというと、「インプット主義」か「アウトプット主義」か、ということになります。

アウトプット主義とインプット主義

「インプット主義」と「アウトプット主義」、これだけじゃなんだかわからないよという方も少なくないと思います。

項目/予備校 アウトプット主義 インプット主義
意義 インプット(講義)は必要な分だけに留め、アウトプット(自習)に時間を注ぐ とにかくインプットでできるだけ落とし込む
講義時間 短くて済む 必然的に長くなる
効果 インプットが短い分、復習や問題演習に時間を費やせる インプット・アウトプット共に相当数の時間が必要
帰結 効率よく短期間で合格水準にまで持っていける 確かな実力が身に付くが、勉強時間・期間もかかる

優劣云々はないと思いますが、アウトプット主義の方がトレンド感はありますし、時間がない社会人の方はアウトプット主義の方が効率的に勉強が進む傾向はあると思います。

3校を講義で比較
アガルート 音声DLもできる「総合講義300」は1チャプター当たり20分程度でまとめられておりすき間時間でも使いやすい。オプションでUSBメモリーも追加可。計約300時間とコンパクト。中上級者には好評だが初学者には若干難しいとの声あり。
資格スクエア 司法試験合格まで使用する知識を最新鋭のオンライン講義で受講。300時間程度なので数回回せる余裕があり復習には最適。
伊藤塾 ライブ講義を録画したものなので同じ映像。インプット主義なので講義時間は500hを超え(司法試験入門講座本科生)、講師力もあり内容は非常に優れているが長すぎで復習するのは結構大変。

講師

カリスマ講師

講義の進め方は基本的に予備校方針でしょうが、どう語るか何を語るかは講師次第。そして、予備試験合格にはこの講師の力量が小さくないウエイトを占めていると考えます。

実際に私が教わった講師もいらっしゃいますし、口コミ・評判も参考にしています。

3校を講師で比較

司法試験予備校は、言い方悪いですが講師のネームバリューで集客する部分が比較的強いです。その意味では伊藤塾は断トツです。が、資格スクエアも数は少ないけど名声併せ持った講師を取り揃えています。

アガルート 元レック講師であり社長である工藤北斗講師が大半の講義を担当するが好き嫌いはあるかも。その他の講師は3校比では実力者だが小粒感は否めない。
資格スクエア 伊藤塾で教鞭を執っていた吉野・高野両講師をはじめ、数は少ないながらも質は高く評判も良好。
伊藤塾 質・量ともに業界一。ここは明らかに伊藤塾のストロングポイントであり他の追随を許さない。お目当ての講師がいる場合はどの講座を担当しているか事前チェックはしたい。呉講師は本科生とは別の自分のクラスを持っている。

テキスト

テキスト

テキストは講義のときは講師の話す内容の基礎ないし補助的存在ですが、復習の場面では中心的な存在になるものと思います。過去問や答練の後の復習として使いやすいものになり得るか?そこが比較の基準とさせていただきました。

従来型の製本とPDFなどのweb上で使えるテキストの両方があります。携帯性の点で言えばwebに分はありますが、トータルで考えれば製本タイプの方が使い勝手は良いと思います。テキスト面はまだアナログの方が優れていると思います。

3校をテキストで比較

あくまで私目線ですが、ここはアガルートが抜けている印象。情報量適度だし見やすい。基本が製本。アガルートって市販の参考書見てもわかりますが、どれも良いですよね。

アガルート 工藤講師が自ら作成したフルカラーテキストはおそらく業界随一の質。製本タイプだが講義中のオンラインでも表示される。過不足なく的を射たもので文句なし優秀テキスト。
資格スクエア レジュメ作りに定評のある高野講師が自ら作成したオリジナルテキスト。デフォルトはオンラインのみなので、使いづらい場面があるかも。さらに、製本は有料(45000円)なのは非常に残念。
伊藤塾 テキストは書き込みが必須だがそれをすると見ずらくなるほど情報量が多い。もっとシンプルで良い。

テキスト比較記事を参照したい方→ 予備校テキストを比較

カリキュラム

合格までのロードマップ

繰り返しますが、合格の最大のポイントは論文対策です。どうやって合格答案が書けるようにするか。そこのメソッドが個人的には非常に気になります。

3校をカリキュラムで比較
アガルート 「重問」や「論証集」など受験生にすこぶる評判よし。アガルート司法試験講座の評価できる最たる点はこの部分か
資格スクエア 合格から逆算し、60段階に及ぶチェックポイントを設け、実力進捗状況をが図れる。もっとも大事な対策論文力育成メソッドは、論文試験1位者を生んだ。
伊藤塾 柱の「体系マスター」「基礎マスター」「論文マスター」はお馴染み。「論マス」は、初学者にはあまりやさしくないかも。全体的な傾向だがスピードが速く、本当にぼやぼやしていると置いていかれる。

フォロー

オンライン質問デスク

受験生時代は何かと不安な時期です。特に通信の受験生ですが、勉強を進めていく上でわからない部分が出てきた時の質問は重要。

最低限、質問制度の有無とその方法について調査しました。

3校をフォローで比較

受講生のフォローは大手予備校の方が厚いようです。質問制度についはいずれも問題なくできますし、難関試験受験生ならではの悩み事相談もしっかり受け止めてくれるのは非常に助かりますよね。

アガルート 質問は何度でも可(無料)、月一カウンセリング(30分程度)。 資格スクエア オンラインでの質問はいつでもOK 伊藤塾 さすが大手予備校、フォローは厚い。質問制度・カウンセリング制度。自習室の利用、通信生のスクーリング、通学生の講義の録音可。

受験サポート

真心こめたサポート

講座を受講することで何らかの受験サポートがあることは予備校選びのアドバンテージになり得ると考えます。金銭的特典みたいなものですが、中には大変魅力的な受験サポートを用意している予備校もあります。

3校を受験サポートで比較

条件付きで講座模試が無料受講できたりキャッシュバックがあったりということです。

この点、アガルートはスゴイですね。予備試験合格で20万円、司法試験合格まで行けば全額返金ですから。

資格スクエア 論文試験合格者は口述講座・模試無料受講、予備試験合格者は司法試験講座を無料受講
アガルート 予備試験合格者はお祝い金5万円、司法試験関連講座20万円分サポート。司法試験最終合格者は全額返金。
伊藤塾 特になし

費用

予備校費用は重要

できる限り安い講座が良いのは誰しも想うところですが、内容が伴っていないと何のための予備校選びかわかりません。また、予備校によっては割引制度があったり、合格者特典があったりします。そういった副産物的要素も含めてのコスパ重視で比較してみました。

3校を費用で比較

「資格スクエア」「アガルート」はオンライン予備校だけあってスタート価格は安いですよね。もっとも、講座として充実していると言えるのは中間コース以上になります。

アガルートは上限価格見ると高いように思えますが、内容・受験サポートを考えればそうでもないと思われます。

資格スクエア 547,800(税込 独学プラン)~987,800円(税込 逆算プレミアム)。業界最安値ではないが低価格帯。業界随一のハイコスパ。
アガルート 652,960(税込 予備試験1年合格カリキュラム)~1,342,000円(税込 マネーメントオプションラウンジ指導)。各種割引制度、クーポンあり
伊藤塾 1,148,000(税込 本科生伊藤塾長クラスweb)~1,324,900円(税込 本科生+リーガルトレーニング 学習支援システムつき 伊藤塾長クラス)。教育訓練給付制度適用講座あり、各種割引制度あり。

費用比較記事を参照したい方→ 司法試験予備校の費用で比較

実績

合格者を胴上げ

司法試験予備試験など誰でも合格できるような試験でないことは誰もが知っていますが、それでもたくさん合格者が出ているところに人が集まるのは人情というもの。多くの合格者を輩出する理由は一つではありませんが、受講者が集まる大きな要素です。合格者数を公表している予備校は評価に値します。

3校を実績で比較

伊藤塾はもっとも受講生を集めているということもあり、ここ数年の合格者は最多だと思われます。以前は合格者の公表はしていませんでしたが、今は前面に出しています。実際、受講者の数もそうですが、その分優秀な人間も集まっているということです。

アガルート 令和2年度司法試験アガルート講座利用者の占有率44.8%
資格スクエア 開講5年程度だが、予備試験合格者100名超を誇る。
伊藤塾
  • 予備試験合格者の79%
  • 予備試験ルートでの司法試験合格者の84.4%
  • 難関法科大学院合格者479名

(令和元年実績)

おすすめ予備校講座トップ3

アガルート

アガルートトップページサムネイル

新進気鋭のオンライン専門の法律資格予備校。テキストの質は白眉ものとの評判で、合格率の高さを誇り、社会人でもじっくり勉強したい方におすすめの講座。

資格スクエア

資格スクエア予備試験講座トップページキャプチャ

ITの技術を生かした画期的かつ効果的な学習メソッド、効率的かつ確かなカリキュラム、元大手予備校で司法試験受験講座で教鞭を執っていた講師陣による質の高い講義、抜群のコスパ、社会人で通信講座をお探しの方におすすめしたいです。

伊藤塾

伊藤塾予備試験トップページ

法律資格専門の大手予備校(通学・通信)。予備試験講座も、様々な学力や立場の受験生に合わせて講座を開講しています。あらゆる面で高品質な講座で、今最も合格者を輩出する予備試験対策講座。

司法試験予備校の選び方ポイント3点

どう選べばよいか

司法試験予備選びで迷っている方へ、参考になるかどうかはわかりませんが、元司法試験受験生視点のポイントをお話したいと思います。あれこれたくさん並べてもしょうがないので、特に大事かなと思う3点だけお話しますね。

予備校にどのくらいの費用を掛けられるか

最初は普通と言えば普通ですが、予備校費用にどのくらいの費用を投入できるか、です。司法試験予備校の費用は、10万円程度~130万円程度とかなり幅広く、メインの価格帯は50万程度から始まります。

もちろん、誰だって安い方が良いには越したことありません。おすすめ予備校にもある通り、オンラインの通信専門予備校の講座料金はコスパが良いです。「オンライン司法試験予備校がおすすめの理由」を参照ください。

弁護士になるまでの費用を計算

支払方法にも注力を

一括払いか分割払いかはあると思いますが、分割を予定しているという方は、その支払い方法も確認してみると良いと思います。クレジットカード・教育ローン・郵便振替等、どこがどんな支払方法に対応しているかはチェックしておきましょう。

勉強時間は1日で何時間取れそうか

司法試験合格には膨大な勉強時間が必要ということをすでにお分かりだと思いますが、もしあなたが社会人である場合は、1日の勉強時間がどのくらい取れそうかを考えてみてほしいです。

今は通勤時間や昼休み等のすき間時間で効率的に勉強ができるように工夫されている予備校が存在しますが、そういった時間を含めて何時間取れるかを考えてみてください。

5月のカレンダー

予備校毎に講座内容が異なる

なぜこんなことが必要なのかというと、予備校によっては1周回すまでの期間が結構異なるのですね。1日に際限なく時間の取れる方はこんなこと気にしなくてもいいかもしれませんが、時間のない方はそれこそ司法試験目指すか否かの問題になりかねません。

詳しくはこちらの記事にありますのでご参照ください。

論文試験対策に注目

元受験生の立場から言わせていただければ、司法試験合格のポイントは論文試験対策です。予備試験・司法試験ともに論文試験で合格答案が書けるかにかかっています。そういう意味では司法試験は知識を問われるというよりリーガルマインド(法的思考)を問われる試験なのですね。

リーガルマインド養成メソッドはどうなっているか

初学者がそのリーガルマインドを身に付け養うのはなかなか骨の折れる作業ですが、その論文試験対策に特に注力して予備校を選んでみると良いと思います。

段階的に一歩づつ力を付けていく手法か、複数のアプローチで力を付けていく手法か。予備校毎に違いはあるのでチェックしてみましょう。

演習の数と添削の有無

それともう一つ、論文演習としてたくさん書けてなおかつ添削してくれるプログラムがあるところをおすすめします。

論文で実力を付けていくにはとにかく数書いて添削してもらうことが重要です。いろんなタイプの問題や論点をつぶし、それを司法試験合格者に見て評価してもらうこと。このアウトプット作業がリーガルマインド実力養成にはきわめて大事です。

どのくらいかけて添削もしてもらえるのか。この視点でも予備校を見てみることをおすすめします。

司法試験予備校はいつから始めるべき?

司法試験予備校っていつから始めるのが良いでしょうか?

これは多くの方にとって「いつから勉強開始するべき?」と同義だと思うのですが、新年明けてからか、新年度からか、はたまた・・・etc スケジュールの都合上、あれこれ迷っている方もいらっしゃるかもしれませんので、ちょっと提案させていただこうと思います!

開始可能どきが予備校利用どき

私は、思い立った時から予備校を始めるべきと考えます。そうもいかなければ利用開始可能になったときからですかね。

予め「大学に入学したら早速司法試験の勉強開始」とか決めているならそれでいいですが、社会人の方などは悩んだ末に決心したら翌日にでも入校手続き済ませばいいのかなと思います。

そして、教材が届くなりして予備校利用開始が勉強開始の第一歩となれば、と。

復習・演習の勉強時間をできるだけ確保

3か月を有効に過ごす

なぜそう思うのか。

やはり本番までにできるだけ勉強時間を確保したいからです。司法試験は、合格までの勉強時間はどうしても年単位のスパンを見据える必要があるほど難易度の高い試験。数か月のロスももったいないのです。

「年始に決心してすぐに始められる状況だったにもかかわらずキリが良いということで年度はじめの4月まで待つ…」というのはちょっと時間がもったいないのかなと思ってしまいます。この約3か月があれば復習として1回2回は回せたはずだし、論文演習何問できたことか

数か月のロスが合否を左右する可能性も

そして、それが合否を左右する可能性だって十分あり得ます。この躊躇が1年引き延ばしされるとしたら?この1年引き延ばしが諦めざるを得ないかも…後悔先に立たずです。

社会人はただでさえ時間がないのですから、どうか本番までできるだけ復習や問題演習に時間を割いてほしいと思います。年1しかない試験、できるだけ早く合格できるよう、思い立って即!でも早すぎるということはないでしょう

まとめ

長々と最後までお読みいただき、ありがとうございました。以上、元受験生が2021年度版・おすすめの司法試験予備試験予備校のご紹介とともに徹底比較してみました。

みなさんご理解されていると思いますが、これら予備校講座を利用したところで絶対に合格できるというものではないです。合格率ひと桁の試験にそんな太鼓判を押すことはできませんし、そんなこと言ってもみなさん良い大人なのですから信用しないでしょう。

ただ、「合格」という想いが強いのであれば、やれる範囲でやれることはやっておくべきだと思いますし、人それぞれ環境や考え、勉強へのアプローチは異なりますから。試験勉強・受験経験者からの目線もきっと役に立つこともあると思いまとめてみました。

どういう選択にせよ、法曹の道を目指すあなた、どうか頑張って合格を勝ち取っていただきたいと切に願います。

おすすめ司法試験予備校講座3選

アガルート

アガルートトップページサムネイル

新進気鋭のオンライン専門の法律資格予備校。テキストの質は白眉ものとの評判で、受験生に人気の高い構成講座も組み込まれています。合格率の高さを誇り、社会人におすすめの講座。

資格スクエア

資格スクエア予備試験講座トップページキャプチャ

通信専門の予備校らしく、講座費用は50万円~とリーズナブルだが、毎年多くの予備試験合格者を輩出しています。学習時間2000時間で合格可能という高効率予備校、忙しい社会人におすすめ。

伊藤塾

伊藤塾予備試験トップページ

法律資格専門の大手予備校(通学・通信)。予備試験講座も、様々な学力や立場の受験生に合わせて講座を開講しています。あらゆる面で高品質な講座で、今最も合格者を輩出する予備試験対策講座。