司法試験合格までは数千時間もの勉強時間が必要です。独学初学者で最短でも5千時間は必要と言われていますが、その勉強を力強くサポートしてくれる存在が司法試験・予備試験予備校です。

予備校を利用することで、最難関試験の一つといわれる司法試験・予備試験の合格にもっとも大事な「学習の継続」の実現と、念願である「司法試験最終合格」を手にする大きな要素になるはずです。

そんな司法試験予備試験予備校の2021年度版としてリリースされた最新講座を、元司法試験受験生である管理人が徹底的に比較しランキングも付けてみました。興味があればどうぞ読み進めてみてください。

目次

司法試験受験生におすすめする予備校7選をランキング形式で

おすすめ女性

ここでピックアップする予備校は、以下の7校とさせていただきました。いずれも司法試験合格を目指す受験生に合格対策として受験指導を行っている予備校です。

  • アガルートアカデミー
  • 伊藤塾
  • 資格スクエア
  • スタディング
  • 辰巳法律研究所
  • LEC東京リーガルマインド
  • Wセミナー

7校のうち、ここ数年最も勢いがあって合格者輩出という実績も申し分ないおすすめ予備校3校をピックアップしてみました。いずれも時代のニーズと司法試験合格という目的を高次元で融合させている予備校です。

令和という時代に、受験生から最も支持を得られている3予備校と、その評価の対象とした予備試験講座をランキング形式でご紹介します。

  1. アガルートアカデミー

    アガルート司法試験講座合格者占有率

    受験生の特性に合わせた個別指導があなたを予備試験1年合格に導く!

    おすすめ度:85点

    講座名 予備試験1年合格カリキュラム
    受講形態 通信講座(オンライン・音声)※オプションで対面指導あり
    テキスト オンライン・製本
    論文添削 コースによって100~150通
    受講料
    • オプションなし:652,960円(税込)~
    • マネージメントオプション通信:1,292,060円(税込)
    • マネージメントオプションラウンジ:1,345,960円(税込)
    実績 令和2年度司法試験合格者1450名のうち650名(占有率44.8%)がアガルートの講座利用者、令和2年度予備試験合格者数についてマネージメントオプション利用者は全国平均の4.9倍

    概要と特徴

    LECの司法試験講師をされていた工藤北斗氏が開講したのがアガルートアカデミー。「予備試験1年合格カリキュラム」が、文字通り1年で法律知識0から予備試験合格に値する実力を付けるというセット講座。

    1年合格を謳っているだけあって講座内容は充実しており、既受験生に広く支持されている講座「論証集の使い方」「重要問題取得講座」等を通じて論文合格答案作成力養成、工藤講師が作成した製本オリジナルテキストは好評。

    また、個々の進捗状況・特性に合っ個別指導を行う「マネージメントオプション」は、講師陣のコンセンサスをもとに方針が打ち立てられるという力の入った講座オプション。

    管理人の評価

    アガルート評価レーダーチャート

    講義・講師 4.0
    テキスト 5.0
    カリキュラム 5.0
    フォロー・受験サポート 4.0
    費用 4.0
    実績 3.0
    論文合格答案基礎力養成

    論文対策ですが、「論証集の使い方」で、「総合講義300」で得た知識を論文答案作成の土台となる論証スタイルで復習するとともにリーガルマインドを養っていきます。

    それをベースに既存受験生の支持が高い「重要問題取得講座」で論文合格答案作成の基礎力を付け、さらに予備試験過去問や旧司法試験の過去問を検討する演習講座で実際に本番で闘える実力を身に付けていく。

    まさにミルフィーユのように何層にも重ねて力を付けていくカリキュラムは受験生にとって理想的と言えるのではないでしょうか。

    マネージメントオプション

    講座受講者の半分が付けるというマネージメントオプションは徹底したマンツーマン個別指導が評判です。個別指導を採用している予備校は多いですが、アガルートは随一では?

    講師全員で個人指導受講生の情報を共有し指導方針を議論してコンセンサスを取る。ここまではなかなかしないのではないでしょうか。そのかいあってか、オプション選択者の合格率は本試験全国平均の4.9倍(令和2年度実績)。合格率約20%ですね。

    OP付けると受講料一気に高くなってしまうのは残念ですが、相当に手間暇かかってる個別指導といえるでしょう。

    全体的に講座レベルが高く人によってはちょっと大変かなとの声もありますが、優秀な講座であることは間違いないです。

    合格者の口コミ・評判を一部抜粋

    合格者3

    答練は、典型論点から細かい論点までを1科目4回の答練の中で幅広くカバーしている点が非常に役に立ちました。

    解説も基本的な論点の解説から一歩踏み込んだ応用的な解説まで、過不足なく丁寧な解説がされており、関連分野まで勉強できました。

    答練を中心に据えた勉強でペースを作りつつ、自分に不足している点を参考書を用いて埋めていくという勉強方法をとったことが奏功したと思います。

    E.Sさん(男性,30代)

    ツイッターでの口コミ


    https://twitter.com/adam_law7/status/1260359268353499137

    https://twitter.com/Z81hB8aDmFocevw/status/1281890983966240768
    https://twitter.com/Z81hB8aDmFocevw/status/1281890983966240768

    まとめ

    指おすすめポイント
    • 社会人がすき間時間で勉強しやすいような講義構成&ツール
    • テキスト含めた教材や構成講座の高品質の満足感
    • 価格は張るが申込者の約半数が選択するマネージメントオプション利用者の高合格率
    指どんな人におすすめか
    • 社会人なのですき間時間で勉強する必要がある方
    • 高品質製本テキストや多彩な講座で合格目指したい方
    • 不特定多数への画一的な指導ではなくあなただけの個別指導で合格率を高めたい方
  2. 資格スクエア

    資格スクエア予備試験講座

    魅力的な低価格と先進&効率的なハイコスパ講座!

    おすすめ度:80点

    講座名 予備試験講座
    受講形態 通信講座(オンライン)
    テキスト オンライン(製本は別途有料)
    論文添削 逆算プラン以上は200通
    受講料
    • 独学プラン:547,800円(税込)
    • 逆算プラン:877,800円(税込)
    • 逆算プランプレミアム:987,800円(税込)
    実績 開講(2015年)以来、100名以上の予備試験合格者輩出、令和元年度予備試験論文試験成績1位者輩出
    指どんな講座か
    • アウトプット(自習)を重視した論文試験対策カリキュラム
    • 画期的な学習メソッドと図抜けた低価格が特徴の予備試験予備校。昨今は多数の合格者
    • 令和元年度予備試験論文式試験1位獲得者輩出

    概要と特徴

    オンライン専門の新興予備校。学習メソッドは従来型を発展させ、クラウドコンピューティング学習システムを採用。講師は業界でも重鎮の元大手予備校講師を採用

    「最小の努力で最大の成果を」という効率化の追求より、アウトプット主義の講座を採用。インプット講義は必要な部分を必要なだけに留め、その分アウトプット自習に時間を割くメソッドは、「合格」というゴールから逆算して60段階ものチェックポイントを設ける学習進捗管理を徹底している。

    2018年度では70名、開講より5年で100名超の予備試験合格者をここ数年で輩出し、2019年度予備試験論文式試験で、トップ成績合格者を輩出した論文実力養成メソッドは定評あり。

    通信専門ならではの低価格、新興だからこそ追及できる独自のメソッドは業界注目。

    管理人の評価

    資格スクエア評価レーダーチャート

    講義・講師 4.0
    テキスト 3.0
    カリキュラム 4.0
    フォロー・受験サポート 4.0
    費用 5.0
    実績 3.0
    ゴールからの逆算メソッド

    司法試験予備試験合格のポイントは、元受験生目線から言わせてもらえば、「論文対策」に尽きます。つまり、いかに論文試験に対応できる実力が身に付くかどうか

    資格スクエアは、「予備試験合格」という当講座の大命題から逆算し、段階的にチェックできるように進捗を確認するというカリキュラムを採用しており、初学者でも階段のように一歩づつ「その地点」へ登ることが可能になっています。

    このカリキュラムは論文試験成績1位者を輩出しており、その方法論には定評があります。

    他校を圧倒する論文添削数

    また、この論文試験の成果には他校を圧倒する論文添削数も関係していると思われます。正解は一つだけではない論文試験、実際に正解をたくさん作ってきた者にどう書けば正解になるのかをチェックして指導してもらう論文添削は数こなせばそれだけ糧になります。

    「逆算プラン」以上(独学プランは無いので注意)であれば250通の論文添削です。これは司法試験予備校中でもおそらく最多で、あらゆるパターンの論文問題の添削が受けられます。

    講座費用もリーズナブルですので、社会人が取る通信講座としておすすめできる講座です。

    合格者の口コミ・評判を一部抜粋

    合格者2

    地方在住で通学ができない、家事・子育てのすき間時間を活用できる通信予備校を考えていたところ、友人伝手で資格スクエアを知りました。

    テキストが分かりやすく、短答・論文・口述までサポートが充実していたので、安心して勉強を進めることができました。

    家事と子育てで日によっては30分ぐらいしか勉強でなかったが、週末は家族の助けもあって8時間程度の勉強時間を確保していました。

    令和元年度予備試験合格 松本様(仮称)

    合格者1

    資格スクエアの入門講義は非常に安く、その点で他の予備校とは一線を画していました。

    また、入門講座を担当する講師も他校と比べて遜色ない実績をお持ちの方でしたので、その点も不安がありませんでした。

    結果、金銭面や講座・講師の質どれをとっても、トップクラスであると考えたので、資格スクエアを受講することにしました。

    平成30年度予備試験合格 R.N様

    まとめ

    指おすすめポイント
    • 過去合格者のビッグデータと効率化による学習時間の短縮で2000時間合格を可能とするカリキュラム
    • 内容・実績と受講料金の好バランス
    指どんな人におすすめか
    • 勉強時間があまり取れそうにないのでできるだけ早期に予備試験合格を望んでいる方
    • 段階的&緻密な論文試験対策をしたい方
  3. 伊藤塾

    伊藤塾司法試験対策講座トップページサムネイル

    群を抜く合格実績はカリスマ講師による指導の賜物!

    おすすめ度:75点

    講座名 司法試験 入門講座 2年合格コース【伊藤塾長クラス】
    受講形態 通学・通信講座(オンライン)
    テキスト 製本
    論文添削 TWO-WAY添削(添削者と2往復のやり取りができる)
    受講料
    • 本科生:1,148,000 ~ 1,188,000 円(税込)
    • 本科生+リーガルトレーニング:1,299,900 ~ 1,339,900 円(税込)
    • 本科生+リーガルトレーニング (学習支援システムつき):1,324,900 ~ 1,364,900 円(税込)
    実績 令和2年度司法試験合格者の90.5%が伊藤塾利用者、同年度予備試験合格者の360名(81.4%)が伊藤塾利用者

    指どんな講座か
    • 優圧倒的な合格者を輩出している実績
    • カリスマ講師が複数在籍する業界随一の講師陣
    • 合格後も見据えた丁寧な受験指導

    概要と特徴

    司法試験予備試験予備校界の”KING”と言って良い、法律資格予備校大手の伊藤塾。通学はもちろん通信講座もあるが、どちらかというと通学に人が集まっている。圧倒的な合格者数が自慢の予備校で、おそらくもっとも受講生が集まる予備校と思われる。

    講師は「あの」塾長を始め呉講師などカリスマ講師と言える有名どころを揃え、その他も実力を備えた講師陣が軒並み鎮座。質・量ともに業界一。

    法律初学者を予備試験合格まで導く緻密なカリキュラムが控えるが、それゆえかインプット講座がかなり長尺かつ補講も珍しくないというもの。

    時間的制約が比較的ない者、とにかく伊藤塾ブランドで安心して勉強したい者はおすすめ。

    管理人の評価

    伊藤塾評価レーダーチャート

    講義・講師 5.0
    テキスト 3.0
    カリキュラム 4.0
    フォロー・受験サポート 3.0
    費用 3.0
    実績 5.0
    圧倒的な講師力

    この業界では知名度・実績No.1の伊藤塾、多くの受講生が集まってきます。なぜそんなに人が集まるのかといえば、実績がものをいうからで、それは数と質いずれも他を圧倒する講師力によるものだと言えるでしょう。

    実際、この私も伊藤塾受講生でしたが、私のころから有名講師が多数在籍していたから決めたのです。

    講師には基礎講座で力を発揮するタイプと論文対策や答練解説で力を発揮するタイプにも分けることが可能ですが、伊藤塾はいずれも複数存在しスキがないラインナップといえるでしょう。

    合格者の口コミ・評判を一部抜粋

    合格者4

    勉強の量では学生に勝てないので、伊藤塾のメニューを最大限利用しながら、いかに効率的に試験対策を行っていくかがポイントになると思います。

    平成30年度予備試験合格 会社員 Y.Nさん

    合格者5

    教材としては、伊藤塾のテキストしかやっておりませんが、合格することができました。塾長、本田先生、伊関先生のご指導に従いました。

    平成30年度予備試験合格 学生 Y.Cさん

    まとめ

    指おすすめポイント
    • 初学者から試験経験者や学生から社会人まであらゆるニーズに合った講座受講が可能
    • 質・量共に業界随一を誇る講師陣による熱心な指導を受けられる
    指どんな人におすすめできるか
    • カリスマ講師の指導を受けたい方
    • 業界No.1ブランドによる安心感を持って勉強に打ち込みたい方
    • 時間や費用よりも緻密な講義を重視している方
  4. LEC東京リーガルマインド

    LEC東京リーガルマインド 予備試験トップページ

    指どんな講座か
    老舗予備校の堅実な受験指導でタスの合格者を輩出

    この業界では老舗中の老舗と言える資格予備校のLEC。過去も今もたくさんの合格者を輩出してきました。

    大手の予備校だけあって、さすがに講義・テキスト共にクオリティーが高くカリキュラムも緻密で、「乗っかっちゃえば大丈夫かな」という安心感はあります。選んで損はないはず。

    しかし、指名でレックを選ぶほどのストロングポイントが見つけづらいのも事実で、実績や価格だとこちらよりも優れている学校はあります。

    因縁もあり、以前は伊藤塾あたりはライバル関係でしたが、ずいぶん差を付けられた感は否めません。繰り返しますが、良講座であることに疑いの余地はありません。

    合格者の口コミ・評判を一部抜粋

    合格者7

    私はまったくの法律初学者でしたが、入門講座の先生の講義はとても素晴らしく、法律知識ゼロにも関わらず、初回から法律の世界にすんなり入り込むことができました。

    また、一方的に受講生に対して講義するというスタイルではなく、適宜、受講生に質問をしながら進めてくださるのが良かったです。

    令和元年度予備試験合格 会社員 Hさん

  5. スタディング(STUDYing)

    スタディング

    社会人がすき間時間に勉強するための通信専門の司法試験講座です。最大の特徴は業界最安値の価格。大手予備校の10分の1以下。もっとも、内容的は心許ない印象で、その意味では価格なりという気もします。とりあえず勉強始めてみたいという方にはおすすめ。

  6. wセミナー

    Wセミナー

    WセミナーとはTACの難関法律試験予備校のブランドで他に司法書士があります。こちらも老舗予備校といえ大手らしく総合的に優れた講座を展開。司法書士講座はカリスマ講師もいるし人気ですが、司法試験は他校に押されて影が薄い印象があります。同じ大手ならレックや伊藤塾の方が選ばれやすいかも?

  7. 辰巳法律研究所

    辰巳法律研究所

    司法試験受験業界ではレックと双璧をなす老舗中の老舗です。旧司法試験時代はそれなりに勢力があったのですが、現行制度になり、時代の流れもあってか若干他校に押され気味の感あり。それでも、答練や模試は定評があり、模試は他校との提携も多い。

元受験生目線で司法試験予備試験予備校3校を徹底比較

おすすめ3校を8項目(講義・講師・テキスト・カリキュラム・フォロー制度・受験サポート・費用・実績)について、公開されているスペックと私が知っているデータと受験生経験からのコメントを述べています。3校並べていますので、どうぞコメントを比較してみてください。

スペックだけではわからない、(旧)司法試験受験生ならではの視点もありますので、きっと参考になる部分もあると思います。

講義で比較

授業中の講師

講義はインプットに該当する入門基礎講義についてお話させていただきす。入門基礎講義は、対予備試験対策知識であるのと同時に、その延長線上にある対司法試験対策知識でもあります。司法試験合格に必要な土台となるものであることは認識しておきましょう。

この部分は講座・予備校の哲学が出やすい部分です。それは、「インプット主義」か「アウトプット主義」か、ということ。すなわち、

  • インプット主義・・・知識取得をある程度まんべんなく取得してその知識をアウトプットに使っていくというイメージ。時間が掛かり効率的とは言えない
  • アウトプット主義・・・インプットは試験に必要なところを必要な分だけ、あとはアウトプットで肉付けというイメージ。より実践的かつ効率的

という哲学が、そう講義時間で浮き彫りになってきます。

優劣付けられるものではないですが、アウトプット主義講座の方がトレンド感はありますし、時間がない社会人はこちらの方が効率よく勉強はできるはずです。

アガルート 「総合講義300」は1チャプター当たり20分程度でまとめられておりすき間時間でも使いやすい。デバイスもオン/オフライン利用可能であらゆる学習環境に対応。総講義時間約300時間とコンパクト。一言でいえば、社会人受験生にやさしい基礎講座といえる。ただし、初学者には若干難しいという印象を持たれる可能性もあり。
資格スクエア 必要な知識を必要な分だけというもっともアウトプット主義が強調された内容の講義。総時間300時間程度、何度も復習すること念頭に置いている。デバイスは映像・音声に対応しているがオフでは使用不可。PC受講であればweb講義の利点が堪能できるはず
伊藤塾 ライブ講義を録画したものなので通学と同じ映像、よってコマ割りも通学仕様(1コマ1時間×3)。インプット主義なので講義時間は600h近く(入門講座本科生)。内容は非常に濃いが長すぎで復習するのは結構大変。オンライン映像のみで機能も普通。web受講生への配慮は薄いし忙しい方向けでもない

講師で比較

カリスマ講師

講義の基本的な進め方は予備校マターのはずですが、何を語るかどう語るかは講師に委ねられています。つまり、試験合格にはこの講師の力量が小さくないウエイトを占めていると考えていいでしょう。

司法試験予備校は、講師のネームバリューで集客する側面もあります。その意味では伊藤塾は断トツです。もちろん、「アガルート」「資格スクエア」も優秀な講師は揃えています。

ぎょう

アガルート 元レック講師であり社長である工藤北斗講師が基礎講義はじめ大半の講義を担当。レック時代から人気講師ではあるが早口・聞き取りづらい等、評価は分かれている。過去問講座や演習講座でのハイレベル講義については高評価も多い。他の講師は小粒感は否めないがマネOP担当等での評判は良し。数も質も良好講師陣。
資格スクエア LEC、伊藤塾で教鞭を執っていた高野泰衡講師他。業界では重鎮の部類に入り、講義力は確かなものがある。特に初学者に教える技術は定評があり、管理人も経験済み。論文解説に定評のあった吉野講師が当校を離れてスケールダウン感は否めず。高野講師奮闘だが、数が足りていないか
伊藤塾 質・量ともに業界一伊藤塾長・呉講師他、名前で受講生を多数呼べる講師が何人もおり、伊藤塾のストロングポイント。ただし、補講が出る可能性があることは覚悟(管理人含め経験者多数)。指名買いする場合はどの講座を担当しているか要事前チェック。呉講師は本科生とは別の冠クラスを持っている。

テキストで比較

テキスト

テキストは、復習の場面では中心的な存在になるツールです。過去問や答練の後の復習やチェックとして使いやすいものになり得るか?そこが比較の基準とさせていただきました。

内容をギチギチに情報詰め込むよりも、必要十分の情報と色分け等による見やすさが大事だと思います。追加は各々が書き込めば足りますしその余地は残しておくべきですよね。勉強期間はずっと使っていくので、後々のことを考えればその方が良いかと。

製本とPDFなどのweb上で使えるテキストの両方があります。携帯性の観点ならwebに利がありますが、利便性含めたトータルで考えれば製本タイプの方が良いと思います。参考になり得るのなら、その辺意識しながら比較すると良いでしょう。

アガルート 工藤講師が自ら作成したフルカラーテキストはおそらく業界随一の質。製本タイプだが講義中のオンラインでも表示される。機能は平均的だが、使い勝手は良し、過不足なく的を射たもので文句なし優秀。
資格スクエア レジュメ作りに定評のある高野講師が自ら作成したオリジナルテキスト。オンラインと製本。メインはオンラインテキストだと思われるが、編集自在、条文も1クリック表示等々高機能。当校のウリだけあってオンラインテキストとしてはNo.1
伊藤塾 製本タイプのみでオンラインはなし。それはそれとして、書き込みをするとゴチャゴチャして見ずらくなるほど情報量が多い。もっとシンプルで良い。カラー刷りでないのも見ずらい要因かも?講義中には講師がマーカー等の書き込みを頻繁に指示するのでそのつもりで書き込みするべし。

アガルートのテキスト 資格スクエアのオンラインテキスト

(論文)カリキュラムで比較

合格までのロードマップ

予備試験司法試験合格の最大のポイントは論文対策です。知識もノウハウも0(ゼロ)の人間がどうやって「あの」合格答案が書けるようになるか。「あの」意味はきっと受験生にしか理解できないと思いますが、論文合格答案作成カリキュラムが個人的には非常に気になります。

いずれの予備校も論文メソッドには定評があるのでちょっとまとめて比較してみましたが、共通するのは基礎段階から論文答案作成を意識したカリキュラムを組んでいること。すなわち、何らかの形で論文問題に触れ、必須な法的思考(リーガルマインド)を養っていることです。

また、論文力養成のために、合格答案が書ける者からの添削を受けるのは不可欠です。添削付きの講座をぜひ取ってほしいです。

アガルート 基礎講座段階で「論証集」を用いて論点の復習と論文答案作成の土台となるリーガルマインドを養う。そこから本格的な論文対策に入ってから「重問」で基本問題を通こなし過去問や答練で実力を養成していく。論文添削はオプションなしで100通、ありで150通してもらえる。添削数だけでなく、個別指導の意味は論文力養成の面で大きいと考えるので、余裕があれば個別指導オプションは付けたい
資格スクエア 合格から逆算して60段階に及ぶチェックポイントを設け、実力進捗状況をが図れる。もっとも大事な対策論文力育成メソッドは、論文試験1位者を生んだ。論文添削は「逆算プラン」以上であれば200通とかなり多く、アウトプットで実力が付いてくることが実感できるはず。
伊藤塾 基礎段階から論文の書き方や基本問題をこなすが、ここて一定の実力を付けておかないと「論マス」で置いていかれる。「基礎マス」よりも確実にペースが速くなり、ぼやぼやしている初学者にはあまりやさしくないかも?論文添削は数はそれほど多くないが添削者と2往復のやり取りができるので、個別指導のようなものとしてかなり有意義

フォロー制度で比較

オンライン質問デスク

受験生時代は何かと不安な時期です。特に通信の受験生ですが、勉強を進めていく上でわからない部分が出てきた時の質問は重要。最低限、質問制度の有無と、通常講座とは別の合格のためのフォロー制度について調査しました。

また、講義は受講資格者万人に向けて行われるものですが、得手不得手・疑問点等は個別。必ずしもいち個人に妥当するモノではないです。各予備校では個別指導オプションも設けられており、費用が別途かさむ場合もありますが、選ぶ方は少なくないようです。多くの予備校が何らかの形個別指導を取り入れていますがそれにも触れましょう。

アガルート 質問はFacebookから何度でも可(無料)、月一カウンセリング(30分程度)。個別指導マネージメントオプションとして「通信」と「ラウンジ」あり。「予備試験1年合格カリキュラム」受講生の半分が選択しており、その合格率は全国平均の4.9倍(令和2年度実績)
資格スクエア
  • 独学プラン:オンラインでの質問はいつでもOK
  • 逆算プラン:オンライン質問、月1回フォローアップ
  • 逆算プランプレミアム:オンライン質問、月1回フォローアップ、月2個別指導(15分)
伊藤塾 質問制度・カウンセリング制度。自習室の利用、通信生のスクーリング、通学生の講義の録音可。リーガルトレーニング、受講生学習支援システム

受験サポートで比較

真心こめたサポート

司法試験とは実にお金のかかる試験ですし、踏まなければならない段階もかなり多い。そういった節目の受験サポートについてまとめて比較してみました。基本的には金銭的なものになりますが、講座に付属しているのは実質的にはその分講座の値引きと解釈できます。

アガルート 予備試験合格者は司法試験対策講座20万円分サポート。
資格スクエア 論文試験合格者は口述講座・未来問模試、予備試験合格者は司法試験講座を無料受講
伊藤塾 全国模試

費用で比較

予備校費用は重要

予備校を選ぶ上で一、二を争う重要な要素、費用についてです。その受講料についてもう一度確認しておきましょう。

「アガルート」「資格スクエア」が通信なので、「伊藤塾」も通信講座の受講料になります。価格はすべて税込み価格になります。

アガルート 【予備試験1年合格カリキュラム】

  • オプションなし:652,960円
  • マネージメントオプション通信:1,292,060円
  • マネージメントオプションラウンジ:1,345,960円
資格スクエア 【逆算思考の司法予備合格術】

  • 独学プラン:547,800円
  • 逆算プラン:877,800円
  • 逆算プレミアム:987,800円
伊藤塾 【司法試験 入門講座 2年合格コース 伊藤塾長クラス】

  • 本科生:1,148,000円
  • 本科生+リーガルトレーニング (学習支援システムつき):1,324,900円

さらに各校の価格帯をグラフにしてみました。

予備校3校価格帯比較グラフ

司法試験合格が最終目的であることを鑑みれば、司法試験対策講座費用も含める必要があります。ですから、司法試験対策講座の費用を含めて評価させていただきました。

アガルート OPなしは低価格といえるがOP有りだと価格は大手予備校並で通信専では最高値。もっとも、マネOPは価格に見合うものと言え、可能なら取りたい。予備試験合格者は司法試験講座は実質無料で受講できる点は高価格緩和材料。
資格スクエア 業界最安値ではないが低価格帯。ただし、独プでは内容的に乏しく逆プ以上を取りたい。次のステージに進める者は口述模試・司法試験講座も無料受講できる。トータルで見れば業界No.1のコスパ
伊藤塾 「伊藤塾は高価」というイメージがあるが、入門講座についてはそうでもない。当講座は大手でもあまり見かけなくなった教育訓練給付制度指定講座になり、対象者なら10万円キャッシュバック。大手の中では最もハイコスパと言える。ただし、司法試験対策講座は別途料金が必要(40万円程度)になり、トータルで考えればやはり高額である。

実績で比較

合格者を胴上げ

司法試験予備試験など誰でも合格できるような試験でないことは誰もが知っていますが、それでもたくさん合格者が出ているところに人が集まるのは人情というもの。多くの合格者を輩出する理由は一つではありませんが、受講者が集まる大きな要素です。合格者数を公表している予備校は評価に値します。

こちらの3校がここ数年話題に上がることが多いというのも、元をたどればここなのだと思います。

アガルート 令和2年度司法試験合格者1450名のうち650名(占有率44.8%)がアガルートの講座利用者、令和2年度予備試験合格者数についてマネージメントオプション利用者は全国平均の4.9倍
資格スクエア 開講(2015年)以来、100名以上の予備試験合格者輩出、令和元年度予備試験論文試験成績1位者輩出
伊藤塾 令和2年度司法試験合格者の90.5%が伊藤塾利用者、同年度予備試験合格者の360名(81.4%)が伊藤塾利用者

おすすめ予備校講座トップ3

アガルート

アガルートトップページサムネイル

新進気鋭のオンライン専門の法律資格予備校。テキストの質は白眉ものとの評判で、合格率の高さを誇り、社会人でもじっくり勉強したい方におすすめの講座。

資格スクエア

資格スクエア予備試験講座トップページキャプチャ

ITの技術を生かした画期的かつ効果的な学習メソッド、効率的かつ確かなカリキュラム、元大手予備校で司法試験受験講座で教鞭を執っていた講師陣による質の高い講義、抜群のコスパ、社会人で通信講座をお探しの方におすすめしたいです。

伊藤塾

伊藤塾予備試験トップページ

法律資格専門の大手予備校(通学・通信)。予備試験講座も、様々な学力や立場の受験生に合わせて講座を開講しています。あらゆる面で高品質な講座で、今最も合格者を輩出する予備試験対策講座。

司法試験予備校はいつから始めるべき?

司法試験予備校っていつから始めるのが良いでしょうか?

これは多くの方にとって「いつから勉強開始するべき?」と同義だと思うのですが、新年明けてからか、新年度からか、はたまた・・・etc スケジュールの都合上、あれこれ迷っている方もいらっしゃるかもしれませんので、ちょっと提案させていただこうと思います!

開始可能どきが予備校利用どき

私は、思い立った時から予備校を始めるべきと考えます。そうもいかなければ利用開始可能になったときからですかね。

予め「大学に入学したら早速司法試験の勉強開始」とか決めているならそれでいいですが、社会人の方などは悩んだ末に決心したら翌日にでも入校手続き済ませばいいのかなと思います。

そして、教材が届くなりして予備校利用開始が勉強開始の第一歩となれば、と。

復習・演習の勉強時間をできるだけ確保

3か月を有効に過ごす

なぜそう思うのか。

やはり本番までにできるだけ勉強時間を確保したいからです。司法試験は、合格までの勉強時間はどうしても年単位のスパンを見据える必要があるほど難易度の高い試験。数か月のロスももったいないのです。

「年始に決心してすぐに始められる状況だったにもかかわらずキリが良いということで年度はじめの4月まで待つ…」というのはちょっと時間がもったいないのかなと思ってしまいます。この約3か月があれば復習として1回2回は回せたはずだし、論文演習何問できたことか

数か月のロスが合否を左右する可能性も

そして、それが合否を左右する可能性だって十分あり得ます。この躊躇が1年引き延ばしされるとしたら?この1年引き延ばしが諦めざるを得ないかも…後悔先に立たずです。

社会人はただでさえ時間がないのですから、どうか本番までできるだけ復習や問題演習に時間を割いてほしいと思います。年1しかない試験、できるだけ早く合格できるよう、思い立って即!でも早すぎるということはないでしょう

あなたに合った予備校で是非合格を勝ち取ってほしい

長々と最後までお読みいただき、ありがとうございました。以上、元受験生が2021年度版・おすすめの司法試験予備試験予備校のご紹介とともに徹底比較してみました。

みなさんご理解されていると思いますが、これら予備校講座を利用したところで絶対に合格できるというものではないです。合格率ひと桁の試験にそんな太鼓判を押すことはできませんし、そんなこと言ってもみなさん良い大人なのですから信用しないでしょう。

ただ、「合格」という想いが強いのであれば、やれる範囲でやれることはやっておくべきだと思いますし、人それぞれ環境や考え、勉強へのアプローチは異なりますから。試験勉強・受験経験者からの目線もきっと役に立つこともあると思いまとめてみました。

どういう選択にせよ、法曹の道を目指すあなた、どうか頑張って合格を勝ち取っていただきたいと切に願います。

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