司法試験合格までは数千時間もの勉強時間が必要です。独学初学者で最短でも5千時間は必要と言われていますが、その勉強を力強くサポートしてくれる存在が司法試験・予備試験予備校です。
予備校を利用することで、
- 独学では実現しがたい学習環境の確保
- 司法試験を知り尽くしたプロの講師による受験指導
- 的確かつ効率的な勉強による大幅な勉強時間の短縮
を手に入れることができるでしょう。
そんな司法試験・予備試験予備校を、元司法試験受験生である管理人が、上記3点をより実現し得るおすすめ予備校をピックアップし、さらに多角的な比較をしてランキング付けなどもしてみました。
元司法試験受験生がおすすめする司法試験予備校3選
まずは司法試験受験生経験の視点から講座内容をチェックし、商品として皆さんに特におすすめできる司法試験予備校3校を挙げてみました!
資格スクエア | アガルート | 伊藤塾 | |
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トピック | 時短のための効率化重視とハイ・コストパフォーマンスのオンライン特化型予備試験講座 | 司法試験合格までがパッケージングされた良質の教材によるオンライン講座 | カリスマ講師たちによる圧倒的な実績を誇る司法試験業界No.1のブランド |
受講形態 | オンラインのみ | オンライン(OPで一部対面指導選択可) | 通学・オンライン |
価格 | 498,000円(予備試験講座)~ | 593,600円(予備試験1年合格カリキュラム)~ | 1,114,900円(司法試験入門講座本科生)~ |
司法試験の対策講座は? | 当講座による予備試験合格者は無料受講可 | 講座パッケージに入る | 別途 |
おすすめポイント |
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どんな人におすすめ? |
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公式HP | 資格スクエア予備試験講座 |
アガルート予備試験・司法試験講座![]() |
伊藤塾司法試験入門講座![]() |
オンライン司法試験予備校がおすすめの理由
総合的に見て、オンライン特化型司法試験予備校の方がメリットが多く、特におすすめと思います。「資格スクエア」や「アガルート」がそれに当たります。
通学でなければならないという場合は別ですが、そうでなければオンライン特化型の方がハイコスパだし、上記2校なら個性はあれど大手と内容的にまったく遜色ないどころか優れている点も少なくないと思います。
もっとも、従来型の通学・オンライン選択型を否定する意図はなく、大手and老舗の安心感も受験生としては欲しいところですから十分おすすめできます。
司法試験予備試験予備校を比較
比較項目毎に比較して10段階での数値化です。比較項目は講義・講師・テキスト・カリキュラム・フォロー・受験サポート・費用・実績の8点です。
7校のうち、上位4校を表にしてみました。
※表中の項目と予備校名のリンクをクリックすると、ページ内の詳細箇所へジャンプします。
資格スクエア | アガルート | 伊藤塾 | レック | |
---|---|---|---|---|
講義 | 9 | 8.5 | 9 | 8.5 |
講師 | 9 | 8 | 10 | 8.5 |
テキスト | 8 | 9.5 | 8 | 8.5 |
カリキュラム | 9 | 9.5 | 8.5 | 8.5 |
フォロー | 8 | 8 | 9 | 9 |
受験サポート | 9.5 | 9.5 | 7 | 8 |
価格 | 9.5 | 9 | 6.5 | 7 |
実績 | 7.5 | 7 | 10 | 9.5 |
合計 | 69.5 | 69 | 68 | 67.5 |
8評価項目毎の司法試験予備校比較
上記の8つの比較評価項目(講義・講師・テキスト・カリキュラム・フォロー・受験サポート・費用・実績)の詳細についてみてみましょう。さらに、上位2校についてコメントしてみたbので、気になる項目がありましたらご覧ください。
講義
講義は講義でもインプットに該当する入門基礎講義についてです。入門基礎講義は、予備試験合格後の司法試験でも扱われる知識です。
ここは講座・予備校の哲学が出やすい部分であり、どんな人におすすめなのかがわかりやすかったりします。通学か通信かという選択もありますし、社会人で勉強時間が取りにくいかそうでないかという選択もあります。
資格スクエアと伊藤塾
資格スクエアと伊藤塾が上位2校に選ばれました。この2校は新興通信専門と大手通信通学予備校ですが講義についても志向が違います。
項目/予備校 | 資格スクエア | 伊藤塾 |
---|---|---|
受講形態 | オンライン | 通学orオンライン |
講義時間 | 310h(入門基礎講座Ⅰ・Ⅱ) | 525h(体系・基礎マス) |
志向 | アウトプット(自習)主義:インプットは必要最小限、その分復習やアウトプットに時間を割く | インプット(講義)主義:スキなく受講生に落とし込む分膨大な時間が掛かる |
効果 | 実戦力が身に付きやすく、トータルでの勉強時間が短縮可能 | 知識ノウハウは詰め込むことはできるが、アウトプットの時間の捻出は懸念 |
優劣云々はないと思いますが、アウトプット主義の方がトレンド感はあります。時間がない社会人の方はアウトプット主義の方が効率的に勉強が進む傾向はあると思います。
資格スクエア

効率化を図ったアウトプット主義の主流講座
伊藤塾

従来からのインプット主義で多くの合格者を輩出。
講義比較記事を参照したい方→ 受講形態と入門講座の講義時間を比較
講師
講義の進め方は基本的に予備校方針でしょうが、どう語るか何を語るかは講師次第。そして、予備試験合格にはこの講師の力量が小さくないウエイトを占めていると考えます。
実際に私が教わった講師もいらっしゃいますし、口コミ・評判も参考にしています。
資格スクエアと伊藤塾
この2校の講師は共通点があります。それは「伊藤塾出身が多い」ということ。現伊藤塾講師は当然ですが、資格スクエアの看板講師である高野講師・吉野講師は伊藤塾出身です。
そういう優秀な講師を輩出する伊藤塾、講師陣の質と量は間違いなく業界随一です。伊藤真塾長と呉明植(ごうあきお)講師が2枚看板だと思いますが、その他にも優秀な講師がズラリ。
私が伊藤塾塾生時代に両氏には教わっていますが、初学者に分かりやすく説明するのが優れている塾長、論文合格答案のポイントを鋭く指摘してくれる呉講師という印象です。
伊藤塾

カリスマ講師2トップをはじめとする質・量他の追随を許さない講師陣。
高野講師と吉野講師
高野講師にも教わっていましたが、印象は以前と変わりません。比較的ソフトに、ポイント押さえてシンプルに講義を進めていく印象です。
吉野講師は論文の問題分析の際の解説が良いですね。思考経路が頭の中でまとめやすい解説をしてくれる印象です。
資格スクエア

元大手予備校の名物講師2人が講座の大半を担当。
テキスト
テキストは講義のときは講師の話す内容の基ないし補助的存在ですが、復習の場面では中心的な存在になるものと思います。過去問や答練の後の復習として使いやすいものになり得るか?そこが比較の基準とさせていただきました。
従来型の製本とPDFなどのweb上で使えるテキストの両方があります。携帯性の点で言えばwebに分はありますが、トータルで考えれば製本タイプの方が使い勝手は良いと思います。テキスト面はまだアナログの方が優れていると思います。
アガルートとLEC
「図や表を多用しシンプルに必要なことを記述」されているテキストが優れたテキストだと思いますが、その点アガルートは優秀。工藤講師が制作しているそうですが、見やすさ使いやすさ共に良いですね(HPのサンプルテキスト参照)。
工藤講師はLEC出身の講師ですがそのLECは伝統的にテキストが優れていると思います。司法試験講座ではオリジナルテキストを使用していますが、市販の「C-Book」から推測するに、さらに司法試験に向けに寄せた使いやすいテキストなのだと推測します。
アガルート

テキストの評判は業界随一。
LEC東京リーガルマインド

高品質のテキスト。
テキスト比較記事を参照したい方→ 予備校テキストを比較
カリキュラム
実力を付けていくにはインプットとアウトプットの両輪が必須です。インプットは基礎入門講義が該当しますが、アウトプットは予備校毎に異なったりします。また、合格の最大のポイントは論文対策です。どうやって合格答案が書けるようにするか。
資格スクエアとアガルート
資格スクエアのカリキュラムは、合格までのロードマップを逆算して60段階に分けて各地点で進捗を測って大きな流れを作っていくというもの。講座もそれを踏まえて進んでいくので、受講生自身も実力がついていくのが実感でき、モチベーション維持にも大きく役立っています。
アガルートはセット講座に含まれる単品講座が非常に優れていてそれ自体が実力アップにつながるというカリキュラムです。「重要問題取得講座」や「論証集の使い方」などは受験生の間でも高く支持されていて、単品受講も多いです。
「流れ」と「かたまり」という志向は異なりますが、いずれも合格のために優れたカリキュラムと言えそうです。
資格スクエア

論文試験成績1位者を輩出した確かなメソッドで多くの合格者。
アガルート

多くの受験生が指名買いする名物講座が受講できる。
フォロー
受験生時代は何かと不安な時期です。特に通信の受験生ですが、勉強を進めていく上でわからない部分が出てきた時の質問は重要。
最低限、質問制度の有無とその方法について調査しました。
伊藤塾とLEC
受講生のフォローは大手予備校の方が厚いようです。質問制度についはいずれも問題なくできますし、難関試験受験生ならではの悩み事相談もしっかり受け止めてくれるのは非常に助かりますよね。
その他ということになりますと、伊藤塾はスクーリングや自習室の開放(通信生)など通学可能な方には興味深いフォローが可能です。LECは同じような受験生同士の交流制度があり、孤独な通信受講生が仲間を作れる場を設けています。
伊藤塾

通信生でも通学の雰囲気や緊張感が味わえる。
LEC東京リーガルマインド

質問はもちろん、通信受講生も一人ではないフォロー。
受験サポート
講座を受講することで何らかの受験サポートがあることは予備校選びのアドバンテージになり得ると考えます。金銭的特典みたいなものですが、中には大変魅力的な受験サポートを用意している予備校もあります。
資格スクエアとアガルート
新興の通信専門予備校の強みともいえますが、講座には含まれていない講座・模試が無料受講できます。
資格スクエアでは予備試験論文合格者に口述の模試・対策講座と予備試験最終合格者には司法試験対策講座が無料受講。
アガルートは予備試験最終合格者に司法試験講座が無料受講、あとこれは受験後になりますが、司法試験合格者には全額キャッシュバック制度が設けられています。
司法試験講座なんて普通に受講すれば20万円程度はしますので、非常に大きな金銭的受験サポートになります。さらに、アガルートの全額キャッシュバックなんて、司法試験に0円で合格するようなものですからモチベーションは上がります。
資格スクエア

論文試験合格者は口述講座・模試、予備試験合格者は司法試験講座がそれぞれ無料。
アガルート

予備試験合格者は司法試験講座無料で受講可。
費用
できる限り安い講座が良いのは誰しも想うところですが、内容が伴っていないと何のための予備校選びかわかりません。また、予備校によっては割引制度があったり、合格者特典があったりします。そういった副産物的要素も含めてのコスパ重視で比較してみました。
資格スクエアとアガルート
費用についてはどうしても通信専門には敵いません。もともと掛かる経費が違うのですから。
資格スクエア。こちらよりも安い予備校はありますが、コスパで言えば資格スクエアが司法試験予備校No.1でしょう。最も安い「独学プラン」で49万8千円、資格スクエアメソッドが備わった「逆算プラン」で79万8千円。これに受験サポートが適用できれば30万円台で司法試験に合格です。
アガルートは通信専門の中では決して安いとは言えませんが、大手よりはお手頃ですし、受験サポートも使える、司法試験合格すれば実費0円ということになります。
いずれも大手のように教育訓練給付制度の適用はありませんが、独自の企業努力によって受験生が求めやすい価格で提供できています。
資格スクエア

大手の半分以下から受講できるコスパNo.1。
アガルート

司法試験最終合格者は予備校費用0。
費用比較記事を参照したい方→ 司法試験予備校の費用で比較
実績
予備試験など誰でも合格できるような試験でないことは誰もが知っていますが、それでもたくさん合格者が出ているところに人が集まるのは人情というもの。多くの合格者を輩出する理由は一つではありませんが、受講者が集まる大きな要素です。合格者数を公表している予備校は評価に値します。
伊藤塾とLEC
伊藤塾はもっとも受講生を集めているということもあり、ここ数年の合格者は最多だと思われます。以前は合格者の公表はしていませんでしたが、今は前面に出しています。実際、受講者の数もそうですが、その分優秀な人間も集まっているということです。
実績だけを求めれば伊藤塾ブランド一択だと思います。
LECは、年ごとに詳しくは出していませんが、1993年から2018年まで5134名の司法試験合格者を輩出しています。旧司法試験の方が数は多いでしょうが、現行制度でも年100名程度は輩出していると思います。
以前ほどではないにせよ、さすがLECです。
伊藤塾

今最も多くの合格者を輩出する司法試験予備校。
LEC東京リーガルマインド

歴史が多くの合格者を育みました。
おすすめの司法試験予備試験予備校をランキング
8つの比較項目を独自で総合評価した4予備校をランキングしてみました。予備校毎にデータや評価を付けてみたりネットから合格体験記を拾ってまとめてみました。司法試験予備校選びの参考にどうぞ!
※アイコン説明
テキスト
論文添削
模試
司法試験対策
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資格スクエア
アウトプット(自習)を重視した論文試験対策カリキュラム
画期的な学習メソッドと図抜けた低価格が特徴の予備試験予備校。昨今は多数の合格者
令和元年度予備試験論文式試験1位獲得者輩出
通信講座(オンライン)オンライン(製本は有料)あり(逆算プラン)一部あり合格者は無料
講座の評価
講義 司法試験合格まで使用する知識を最新鋭のオンライン講義で受講。300時間程度なので数回回せる余裕があり復習には最適。 講師 伊藤塾で教鞭を執っていた吉野・高野両講師をはじめ、数は少ないながらも質は高く評判も良好。 テキスト レジュメ作りに定評のある高野講師が自ら作成したオリジナルテキスト。デフォルトはオンラインのみで製本は有料(45000円)なのは非常に残念。 カリキュラム 合格から逆算し、60段階に及ぶチェックポイントを設け、実力進捗状況をが図れる。もっとも大事な対策論文力育成メソッドは、論文試験1位者を生んだ。 フォロー オンラインでの質問はいつでもOK 受験サポート 論文試験合格者は口述講座・模試が、予備試験合格者は司法試験講座・過去問答練が無料で受講できる。 価格 498,000(独学プラン)~898,000円(逆算プレミアム)。業界最安値ではないが低価格帯。業界随一のハイコスパ。 実績 開講5年程度だが、予備試験合格者100名超を誇る。
オンライン専門の新興予備校。学習メソッドは従来型を発展させ、クラウドコンピューティング学習システムを採用。要の講師も大手予備校講師を集め充実していてます。
「最小の努力で合格」という効率化の追求より、アウトプット主義の講座を採用。ですから、全体的に講座の時間は大手の半分程度です。
結果、2018年度では70名、開講より5年で100名超の予備試験合格者をここ数年で輩出し、2019年度予備試験論文式試験で、トップ成績合格者を輩出した論文実力養成メソッドは定評あります。
通信専門ならではの低価格は大手の半分程度ながらもまったく遜色のない内容というハイコスパは業界随一。社会人が取る通信講座だったら真っ先に検討してほしい予備校です。
合格者の口コミ・評判を一部抜粋
資格スクエアの入門講義は非常に安く、その点で他の予備校とは一線を画していました。また、入門講座を担当する講師も他校と比べて遜色ない実績をお持ちの方でしたので、その点も不安がありませんでした。結果、金銭面や講座・講師の質どれをとっても、トップクラスであると考えたので、資格スクエアを受講することにしました。
(平成30年度予備試験合格 R.N様)岡嶋講師のブログを読んで資格スクエアに申し込み。特に、鬼頭講師や岡嶋講師が実際に担当しているところがとても魅力的だった
(平成29年度予備試験合格 N.A様)
アガルートアカデミー
初心者にもやさしく、かつ合格に必要な知識のツボを押さえたオリジナルテキストは業界屈指!
充実の予備試験講座、「1年合格カリキュラム(オプション付き)」の分厚いフォロー&個別直接指導で短期合格を目指す!
合格者へのあり得ないほどのサポート実施中
通信講座(オンライン・音声・)オンライン・製本ありあり(有料)講座にパッケージング
講座の評価
講義 音声DLもできる「総合講義300」は1チャプター当たり20分程度でまとめられておりすき間時間でも使いやすい。オンライン講義だが、オプションでUSBメモリーも追加できる。民事系科目から始まるという特徴がある。 講師 元レックであり社長である工藤北斗講師が大半の講義を担当するが講義力の評価は分かれる。その他の講師は小粒感は否めない。 テキスト 工藤講師が自ら作成したフルカラーテキストはおそらく業界随一の質。製本タイプだが講義中のオンラインでも表示される。文句なし。 カリキュラム それぞれの講座の質が高く、広く受験生に支持されている講座が複数。 フォロー 質問は何度でも可(無料)、月一カウンセリング(30分程度)。 受験サポート 予備試験合格者はお祝い金20万円程度。司法試験最終合格者は全額返金。 価格 593,600(予備試験1年合格カリキュラム)~1,220,000円(マネーメントオプションラウンジ指導)。各種割引制度、クーポンあり 実績 令和元年度司法試験アガルート講座利用者が523名合格(占有率34.8%)
LECの司法試験講師をされていた工藤北斗氏が開講したのがこちら。予備試験1年合格を謳っている講座を展開しています。
当講座の内容は非常に充実しており、受験生に広く支持されている単品講座「論証集の使い方」「重要問題取得講座」も含まれています。また、工藤講師が作成したオリジナルテキストも評判を呼んでいます。
講師力は若干弱さがあるきらいがありますが、講座全体を見ると充実度は明らかに高く、特にマネージメントオプション付は特におすすめ。
その分料金は決してお安いとは言えませんが、合格キャッシュバックや割引制度が適用できればこの上なくお得。通信講座を探していて名ではなく実を取れる方であればおすすめです。
合格者の口コミ・評判を一部抜粋
アガルートの答練は,典型論点から細かい論点までを,1科目4回の答練の中で,幅広くカバーしている点が,勉強をしていく中で非常に役に立ちました。
解説も,基本的な論点の解説から一歩踏み込んだ応用的な解説まで,過不足なく丁寧な解説がされており,解説を読むことで関連分野まで勉強できた点でも,非常に有意義な学習ができたと思います。
答練を中心に据えて,勉強のペースを作りながら,自分に不足している点を,その他の自分に合った参考書を用いて埋めていくという勉強方法をとったことで,無理なく効果的な学習ができたのではないかと思います。E.Sさん(男性,30代)
伊藤塾
カリスマ講師が複数在籍する業界随一の講師陣が、多くの受講生を合格に導く!実績は司法試験予備校界のまさにキング級!
通学・通信講座(オンライン)製本ありあり(オプション)別料金講座の評価
講義 通学と通信(オンライン)の両立。ライブ講義を録画したものなので同じ映像。インプット主義なので講義時間は500hを超え(司法試験入門講座本科生)、講師力もあり内容は非常に優れているが長すぎ。 講師 質・量ともに業界で断トツ?ここは明らかに伊藤塾のストロングポイントであり他の追随を許さない。お目当ての講師がいる場合はどの講座を担当しているか事前チェックはしたい。呉講師は本科生とは別の自分のクラスを持っている。 テキスト 書き込みが必須だがそれをすると見ずらくなるほど情報量が多い。もっとシンプルで良い。 カリキュラム 柱の「体系マスター」「基礎マスター」「論文マスター」はお馴染み。「基礎~」まではともかく、以降はぼやぼやしているとすぐ置いていかれる。その意味では緊張感高い。また、補講が少なくなく、さらに時間が掛かる。 フォロー さすが大手予備校、フォローは厚い。質問制度・カウンセリング制度。自習室の利用、通信生のスクーリング、通学生の講義の録音可。 受験サポート 特になし 価格 1,114,900(本科生 伊藤塾長クラスweb)~1,324,900円(本科生+リーガルトレーニング 学習支援システムつき 伊藤塾長クラス東京校)。教育訓練給付制度適用講座あり、各種割引制度あり。 実績 以前は合格率など公表していなかったが、それでも司法試験合格者輩出率は業界一だと推測する。実績が人を呼んでさらに評価を高める典型例。令和元年度だけでもで - 予備試験合格者の79%
- 予備試験ルートでの司法試験合格者の84.4%
- 難関法科大学院合格者479名
が伊藤塾有料講座受講者である事実。
司法試験予備試験予備校界の”KING”と言って良い、法律資格予備校大手の伊藤塾。通学はもちろん通信講座もありますが、どちらかというと通学に人が集まっているようです。
圧倒的な合格者数が自慢の予備校で、おそらくもっとも受講生が集まる予備校でしょう。
講師は「あの」塾長を始め呉講師などカリスマ講師と言える有名どころを揃え、その他も実力を備えた講師陣が軒並み鎮座。質・量ともに業界一。法律初学者を予備試験合格まで導く緻密なカリキュラムが控えますが、とにかく講義に時間をかける傾向が強いです。時間がない社会人にはちとつらい内容かも?
実績は圧倒的で価格はking級、価格は気にせず伊藤塾ブランドでじっくり合格を目指すという方におすすめ。
合格者の口コミ・評判を一部抜粋
勉強の量では学生に勝てないので、伊藤塾のメニューを最大限利用しながら、いかに効率的に試験対策を行っていくかがポイントになると思います。
(平成30年度予備試験合格 会社員 Y.Nさん)教材としては、伊藤塾のテキストしかやっておりませんが、合格することができました。塾長、本田先生、伊関先生のご指導に従いました。
(平成30年度予備試験合格 学生 Y.Cさん)
LEC東京リーガルマインド
司法試験予備校界の老舗中の老舗。緻密なカリキュラムには定評。
通学・通信講座(オンライン・音声DL or DVD)製本ありあり別料金
講座の評価
講義 通学コースと通信コース。通信はオンライン(音声DL付)とDVDに分かれている。7科目合計で321h(1.5年合格コース)と大手では短めで効率重視でアウトプット主義か。 講師 1.5年合格コースでは、3人の講師がそれぞれクラスを持って一貫指導。いずれの講師もそれほど名はないが、LECの講師らしく軽快に講義を進めていく講義で好印象。 テキスト 有料講座ではオリジナルの「セブンサミットテキスト」を採用。LECはテキストが使いやすいと思っていて、余談だが「C-book」は良本。本書は司法試験受験まで使いやすいように工夫がされている。 カリキュラム 指導に一貫性を持たせるため、初学者向けは1人の講師が全7科目を指導し、インプットとアウトプットを繰り返すことによって知識の定着を促す。また、効率的に学習を進めるため、民法を中心とした民事系から学習を開始。 フォロー 通信講座受講生向け:質問・受講相談「教えてチューター」、受講生相互交流「教えてメイト」、レジュメ・板書のPDF公開 受験サポート 合格体験記執筆最大10万円進呈 価格 1,102,870(1.5年合格コース オンライン)~1,268,330円(DVD)。各種割引制度、教育訓練給付制度適用講座あり。 実績 1993年~2018年の間の司法試験合格者は5,134名。現行制度と旧制度の合計だがこれはかなりの数字。
この業界では老舗中の老舗と言える資格予備校のLEC。過去も今もたくさんの合格者を輩出してきました。
大手の予備校だけあって、さすがに講義・テキスト共にクオリティーが高くカリキュラムも緻密で、「乗っかっちゃえば大丈夫かな」という安心感はあります。選んで損はないはず。
しかし、指名でレックを選ぶほどのストロングポイントが見つけづらいのも事実で、実績や価格だとこちらよりも優れている学校はあります。
因縁もあり、以前は伊藤塾あたりはライバル関係でしたが、ずいぶん差を付けられた感は否めません。繰り返しますが、良講座であることに疑いの余地はありません。
合格者の口コミ・評判を一部抜粋
私はまったくの法律初学者でしたが、入門講座の先生の講義はとても素晴らしく、法律知識ゼロにも関わらず、初回から法律の世界にすんなり入り込むことができました。
また、一方的に受講生に対して講義するというスタイルではなく、適宜、受講生に質問をしながら勧めてくださるのが良かったです。(令和元年度予備試験合格 会社員 Hさん)
その他の司法試験予備校
上位4校の選には漏れましたが、光るところはある3校です。興味があればご検討ください。
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スタディング(STUDYing)
社会人がすき間時間に勉強するための通信専門の司法試験講座です。最大の特徴は業界最安値の価格。大手予備校の10分の1以下。もっとも、内容的は心許ない印象で、その意味では価格なりという気もします。とりあえず勉強始めてみたいという方にはおすすめ。
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wセミナー
WセミナーとはTACの難関法律試験予備校のブランドで他に司法書士があります。こちらも老舗予備校といえ大手らしく総合的に優れた講座を展開。司法書士講座はカリスマ講師もいるし人気ですが、司法試験は他校に押されて影が薄い印象があります。同じ大手ならレックや伊藤塾の方が選ばれやすいかも?
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辰巳法律研究所
司法試験受験業界ではレックと双璧をなす老舗中の老舗です。旧司法試験時代はそれなりに勢力があったのですが、現行制度になり、時代の流れもあってか若干他校に押され気味の感あり。それでも、答練や模試は定評があり、模試は他校との提携も多い。
司法試験予備校とは
司法試験予備校とは、弁護士・裁判官・検察官という法曹三者登用試験である司法試験に合格するための予備校です。難易度がきわめて高い試験なので、それ専用の学校で学ぶ必要があるのです。
講師はすべて司法試験合格者。世代的には旧司法試験制度下で合格されている方が多いですが、中には現行制度下で合格されている方もいらっしゃいます。
弁護士と兼業されている方もいらっしゃいますし、いくつかの予備校を掛け持ちしている方もいれば専属の方もいらっしゃいます。
通学
司法試験予備校は、様々なニーズに応えられるよう、大きく分けて2つの受講形態を用意しています。
まずは通学です、こちらは皆さんが考える一般的な予備校ということになります。決まった時間に決まった場所にある教室に通うスタイル。従来のスタイルですから、いわゆる大手予備校が採用する受講形態ですね。
当サイトでいえば
が通学コースを設けています。
通学の特徴
ライブ講義が基本ですが、講師のスケジュール上通勤できない地方の教室ではビデオ講義も行われています。集中できるという面では持って来いの学習環境ですが、人件費や場所代などの経費が掛かるため講座料金もその分高くなります。
また、司法試験予備校の教室は基本的に東京や大阪に集中しており、あとは地方主要都市にあるかないか。実際に通学できない人も少なくないため、その意味では使い勝手は良くないということになります。
通信講座(オンライン)
昨今通学を凌駕してきたのが通信。決まった時間決まった場所の教室に通わなくとも学べるスタイルです。
通信講座ですと教室の有無は関係ないですから、どこに住んでいても司法試験合格が目指せますし、司法試験予備校通信講座なら社会人でも働きながら弁護士を目指せるのです。
当サイトでいえば
すべてが通信講座を設けています。
通信の主流はオンライン講座
昨今の通信はさらに進化しています。以前の通信講座と言えばカセットテープやCD、ちょっと進化してDVDでしたが、スマホの普及もあってか、オンラインでの受講が可能になってきて、オンライン講義を採用していない予備校はないと言っていいほどです。
PCはもちろん、スマホやタブレット等の通信デバイスがあればいつでもどこでも受講ができます。「すき間時間で弁護士になる!」が実現する世の中なのです。
通信専門の予備校
また、ここ数年のことですが、通学講座を持たず通信に特化した講座を展開する予備校も台頭してきました。経費が最低限に抑えられるのでその分講座料金が安くできますし、大手で活躍してきた有名講師を採用したりクオリティーも決して劣りません。
ここ1年2年で合格者輩出実績も伸ばしてきていますし、通信専門予備校を選ぶ受験生もかなり増えています。
当サイトでいえば
は通信専門です。
通信講座の人気が高い理由
これは司法試験・予備試験講座だけの話ではありませんが、通信講座の人気が高まっています。勉強する環境としては良い緊張感が保て集中力が高まる通学の方だと思うのですが、なぜなのでしょう。通信講座の人気が高まっている理由は、
- 居住地区関係なく受講可能
- いつでもどこでも受講が可能
- 絶対的な価格が安い
- 勉強の効率性を重視
だと思います。以下、解説します。
居住地区関係なく受講可能
通信なら、インターネットがつながる地域であれば受講できます。この条件さえクリアしていればどこでも、です。通学ですと、全国でも数か所です。
人口分布を考慮しなければなりませんが、より多くの受講生が集められるのは明らかです。
いつでもどこでも受講が可能
通信講座は、自分の都合の良い時間に都合の良い量だけ受講できます。社会人であれば朝夜の通勤時間とか昼休みなど。主婦の方なら家事の合間とか。中には、そのすき間時間で受講するに都合がよいように、15~20分程度のコマで区切っている予備校もあります。
通学は不特定多数の人間が特定の場所に集まるので、15分とか30分の講義、というわけにはいきません。1時間の講義を3コマやったりしますし、途中で切り上げるわけにもいきません。
通信講座は、その利用者が使いやすように細かいところまで工夫されているのです。
絶対的な価格が安い
通信専門予備校に限ったことですが、絶対的な価格が通学よりも安いです。これは通信専門が、通学でかかる経費が必要ないからです。
大手の予備校は100万円オーバーのスタート価格になりますが、通信専門であれば一桁少ない価格から受講できます。
勉強の効率性を重視
大手予備校がそうでないとは言いませんが、勉強時間が十分に取れないであろう社会人が合格に足る実力が身に付くように工夫されており、このシステマティックは通信専門の方が上だと思います。
「短い時間で最大限の効果を」という考え方で、それには効率よく勉強することが必須です。具体的に、インプット講義の時短です。試験に使う知識の取得ですね。必要な知識だけを必要な分だけ取得すれば、
- その分何度も回すことができ時短部分を復習に回せる
- より重要なアウトプットに時間を回せる
というメリットが生まれます。。
これではちょっと心配と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、過去の試験の精査や合格者のデータを基に構築したカリキュラムであり、実際に多数の合格者を輩出しているので心配は無用です。
人気予備校講座トップ3
資格スクエア
ITの技術を生かした画期的かつ効果的な学習メソッド、効率的かつ確かなカリキュラム、元大手予備校で司法試験受験講座で教鞭を執っていた講師陣による質の高い講義、抜群のコスパ、社会人で通信講座をお探しの方に真っ先にご紹介したいです。
アガルート
新進気鋭のオンライン専門の法律資格予備校。テキストの質は白眉ものとの評判で、合格率の高さを誇り、社会人でもじっくり勉強したい方におすすめの講座。
伊藤塾
法律資格専門の大手予備校(通学・通信)。予備試験講座も、様々な学力や立場の受験生に合わせて講座を開講しています。あらゆる面で高品質な講座で、今最も合格者を輩出する予備試験対策講座。