「アガルートは量が多い」。 ネットの評判を叩けば必ず出てくるこの言葉。司法試験・予備試験に関わらず、アガルートを検討する人が一度は足踏みする理由です。
この評判は事実です。 工藤北斗先生が監修し、今の優秀な講師陣が磨き上げたカリキュラムは、正直言って過酷な物量です。
私は「中途半端な教材で1点に泣き続ける怖さ」を皆さん受験生にお伝えしたいです。
旧司法試験受験生として5年という歳月を費やした私だから見える景色があります。 100万円をゆうに超えるフル講座で挑むべきかと、他校との併用ハイブリッド戦略で挑むべきか。その境界線を、忖度なしでお伝えします。
アガルートの物量は合格への最低ラインか?
「アガの講座はエグい」と敬遠する人もいますが、5年戦った経験から言わせれば、それは逆です。
「足りない」恐怖より「多い」安心を取れ
司法試験の現場で怖いのは、「あ、この論点、持ってる教材に載ってない…」と頭が真っ白になる瞬間です。アガルートの物量は、その情報の穴を極限まで潰すための網羅性そのもの。
この量を完走したという事実は、本試験会場であなたを支える最強の「自信」になります。
2026年CBT化という激動期だからこそ
2026年から始まるCBT(パソコン試験)化。未知の試験形態に挑む際、バラバラの教材で右往左往するのは、私のような5年選手を増やすだけです。
アガルートの強みは、その圧倒的な物量を「IT・デジタル」という一元化されたプラットフォームで効率よく回せる点にあります。
管理人の本音: 5年受験生だった私は、色々な教材に手を出して迷走した時期もありました。だからこそ断言できます。アガルートが提示する量は、合格に必要な「最低限の壁」です。ここから逃げていては、いつまで経っても合格証書には手が届きません。
アガルート・フル講座 vs スタディング・ハイブリッド
「100万円フル講座」か、「スタディング+重問」の格安ハイブリッドか。 この選択が、あなたの合否とタイパを左右します。
私が辿り着いた、環境重視か、コスト重視かの明確な基準をお伝えします。
パターンA:最短タイパの「フル講座型」
インプットからアウトプットまで、アガルートのカリキュラムに身を委ねる正攻法です。
- メリット: 教材間のリンクが完璧。重問で詰まっても、1秒で基礎講義の該当箇所に戻れる。
- 最大の武器: 検索ロスのゼロ化。直前期、この調べる時間の差が爆発的な演習量の差になります。
- 投資判断: 合格して全額返金を勝ち取れば、実質0円。100万円を「合格への退路を断つ覚悟」に変えられるガチ勢向け。
パターンB:徹底コスパの「ハイブリッド型」
スタディングで基礎を安く固め、アガの「重問」だけを論文対策に刺す戦略です。
- メリット: 圧倒的な低価格。予備校代を極限まで削れます。
- 注意点: 教材の制作思想が違うため、自分で知識を繋ぎ合わせる「検索の手間」が発生します。
- 投資判断: 自分で学習を管理する自信があり、手間をかけてでもコストを抑えたい自律型の人向け。
管理人の本音: 「教材間のリンクが切れている」ことのロスは案外大きいです。 スタディング+重問は確かに賢い。しかし、2026年からのCBT化という未知の事態に、バラバラの武器で挑むのは相応の覚悟が必要です。「迷う時間を1秒でも削り、合格を確実に引き寄せたい」なら、迷わずフル講座という環境を整えるべきです。

- 講座名
- アガルート司法試験講座(28/29合格目標)
- 998,800円~1,298,000円(税込)
- 講義デバイス:WEB
- テキスト:WEB、冊子-
- 合格実績:2025年度有料受講生の司法試験合格者数618名
「アガルートの重問だけで受かる」という幻想と現実
ネット上には「重問(重要問題習得講座)だけ完璧にすれば合格できる」という極論が溢れています。
5年という歳月を司法試験に捧げた私から言わせれば、これは半分正解で、半分は危険な罠です。
「解ける」と「理解している」の大きな差
確かに重問の網羅性は凄まじく、全問完璧に回せば論文の合格ラインには届くでしょう。
しかし、それは基礎講義で語られる法の趣旨や論理体系が頭に入っていることが大前提です。 重問の解答だけを暗記して回した気になっている受験生は、本試験で少し角度を変えられただけで手も足も出なくなります。
直前期に襲いかかる検索ロスの恐怖
5年受験生だった私が最も後悔しているのは、演習中に「あれ、この論点の基礎的な考え方は何だっけ?」となった時のタイムロスです。
- 単科・ハイブリッドの場合: 別のテキスト(基本書)やスタディングの画面を開き、該当箇所を自力で探す作業が発生。これは手間です。
- フル講座の場合: テキストの参照番号やチャプターから、一瞬で基礎講義にバックボーンを確認しに行ける。
この思考の分断をいかに防ぐかが、CBT化で処理能力が問われる2026年試験の生命線になります。
管理人の本音: 「重問だけでいい」という言葉は、既に基礎が固まっている上位合格者の生存者バイアスに過ぎません。通常受験生の多くは、基礎と演習の地続き感を軽視していました。 1秒を争う直前期に、迷いなく基礎へ戻れる一気通貫の環境こそが受験生としてはベター、フル講座に100万円を払う真の価値なのです。
2026年CBT化と「100万円」の投資判断
司法試験・予備試験の世界で100万円は決して安くない金額です。 しかし、2026年から始まるCBT(パソコン試験)化という歴史的転換点を前に、この金額をどう捉えるべきか。5年という月日を費やした私の視点で、冷徹に分析します。
CBT化の波を「最新プラットフォーム」で乗り越える
これからの試験は、ただ知識があるだけでは受からないんじゃないか?と思っています。
画面上で問題を読み、瞬時に構成を練り、タイピングで論証を叩き出す。この一連の動作を、紙のテキストとバラバラの演習書でバラバラに訓練するのは非効率。
アガルートのフル講座は、講義・テキスト・演習がすべて一貫しデジタルで最適化されています。この「学習環境のインフラ」に投資することは、もはや合格への必要条件と言ってもいいかもしれません。
「合格して全額返金」は最強のサンクコスト
アガルートのフカリキュラムには、「合格時に受講料を全額返金」という驚異的な特典があります。
- 不合格: 数万円の単科代をドブに捨て、また来年の不安に怯える。
- 合格: 100万円が手元に戻り、さらに弁護士・検察官・裁判官への道が開ける。
この制度は単なるキャンペーンではなく、「絶対に最短で決める」という覚悟をアガルートに預ける覚悟の現れ。実際、この全額返金制度があることでモチベーションが上がったという声は多く、勉強の密度・強度は嫌でも上がります。
管理人の本音: 私が費やした受験費用を考えれば、私が受験生だった時代の物価差し引けば100万円それほど効果でもないと思います。 2026年、試験形式が変わるこのタイミングは、独学や中途半端な投資で迷走する人を一気に引き離すチャンス。100万預けて、合格して、全額取り戻す。この「実質0円」の勝ち筋を掴めるのは、今ここで覚悟を決めたガチ勢だけです。
【戦略的選択】ライトかフルか?30万円の差額をどう活かすべきか
アガルートのカリキュラム選びで直面するフルorライト。最大30万円近い価格差です。私から見て、この差額を「ただの安心料」で片付けるには、大きな差です。
もしあなたが「ライト」を選ぶなら、それは単なる節約ではなく、「浮いた30万円を別の武器に変える」という明確な戦略を持つべきです。
ライト講座を選ぶ「正当な理由」
ライト講座(最新版では税込約100万円)は、フル講座から「旧司法試験過去問」や「短答対策」などが削られています。しかし、これは裏を返せば「自学自習の純度を高められる」ということでもあります。
- 短答は自力で回せる: すでに短答にある程度の自信がある、あるいは市販の『体系別短答式過去問集』などを使い倒す覚悟があるなら、フル講座に頼らずともイケると思います。
- 演習の取捨選択: 旧司法試験の過去問も、良問を選別して演習するスタイルが自分に合っているなら、フルパッケージである必要はありません。
浮いた30万円を「戦略的リソース」に変える
「ライト」を選んで浮かせた30万円は、以下のようなピンポイントな補強に充てることで、フル講座以上の爆発力を生む可能性があります。
- 直前期の公開模試・答練: 伊藤塾や辰已などの他校の模試をフルに活用し、現場での初見の問題への対応力を磨く費用に充てる。
- 特定の弱点補強(単科): 基本7科目のうち、どうしても苦手な1科目だけを他校の神講師の単科講座で補う。
- 学習環境への投資: 2026年CBT化を見据え、タイピングしやすい高性能なキーボードや、長時間座っても疲れない椅子、あるいは集中できる自習室の契約料に充てる。
管理人の本音: 私は、かつて「全部入り」を買い、結局消化不良で終わった経験があります。 もしあなたが「自分で学習計画をコントロールし、必要なものだけを能動的に取りに行く」タイプなら、ライトを選んで残りの30万円を自分の弱点へピンポイントに投下するのは、極めて合理的で「受かる」戦い方です。
逆に、もし少しでも「何をすればいいか迷う時間」を削りたいなら、迷わずフル講座で環境を統一してください。30万円の差は、そのまま思考の迷いを断ち切る代金になります。
まとめ:2026年、あなたはどちらの道で戦うか?
アガルートの物量は、私は合格への「最低ライン」と見ています。 ちょっと語弊がある「最低ライン」ですが、正攻法で行くならそういうことでしょう。
そして100万円という受講料は、あなたの「本気度」を測るリトマス試験紙でもあります。
- 環境を統一し、タイパを極めて最短合格を狙うなら「アガルート・フル講座」。
- 手間をかけてでも、極限までコストを抑えて戦うなら「スタディング×重問ハイブリッド」。
私が言えるのは、「どちらを選んでも、やり抜けば道は開ける。しかし、迷っている時間は1点にもならない」ということです。
2026年、CBT化という荒波を乗り越え、合格を掴み取るのは「今、この瞬間に覚悟を決めたあなた」です。





